体育館裏のホーリー
転入生×歓迎会
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後となるが、その時には新人悪魔としては良い時期となっている。
「なかなか楽しめそうな話よね」
「でも悪魔にとって光の攻撃は弱点ですからね、今の内に光対策をした方がいいでしょう」
ソーナとシーグヴァイラはメガネをクイッと上げてから、色々と話し合っていた。教会はまだ吸血鬼と和平を結んでないから、三大勢力協定後も派閥的には今まで通りの教えてとなっている。裏では悪魔や堕天使と色々と協力しているが、三大勢力圏内でも新たな悪がいれば殲滅しそうな勢いを持っている。悪や不審だと判断した時、独断で捕縛やら殲滅も出来るし元々俺らは殲滅対象を既にターゲットにしている。
「その辺りの話はここまでにしておいて、今日は紫藤イリナさんとシーグヴァイラ・アガレスさんとレイヴェル・フェニックスさんの歓迎会としましょう」
ソーナは笑顔でそう言いながら、兵藤家オリジナルブレンドの紅茶とケーキを食いながら大いに盛り上がった。
「悪魔の皆さん!私、今まで敵視してきましたし、滅してもきました!けれど、ミカエル様や一誠君の言う事により仲良くしたいと思います!それに聞いた所では、和平協定前からミカエル様ら三大勢力は一誠君らとの仲介で仲良しだっと聞いています。なので私も皆さんと仲良くしたいと思いますが、教会代表として頑張りたいですのでよろしくお願いします!」
歓迎会終了後、イリナはどこに住むんだ?と言ったら俺の家に住むって言ったので、ケータイで連絡して急いで部屋の準備と清掃を頼んだ。シトリー眷属も来るはずだったが、匙がソーナの婚約者である俺がいるのかショックを受けて来れないとなっていた。なのでソーナだけがここにいるが、俺が決めた事ではなくソーナ自身とシトリー家が決めた事だから決定したからしょうがない。
イリナとシーグヴァイラとソーナとレイヴェルは、一旦荷物を取りに行った後正門に集合した。送迎車に乗る前、スマホで写真を撮って簡単なプロフィールを関所に送信。送信後俺はバイクで帰るが、イリナ達は送迎車に乗って人間界本家に向った。
「前も来た事あるけど相変わらず大きいね」
「初めて来ましたが、これ程大きいとは驚きです」
「そこに立ってないで入れよ、イリナにレイヴェル」
『お帰りなさいませご主人様、ヴァーリ様。そしてお客様ようこそいらっしゃいました』
「こいつらは今日から、俺の家に住む事になった。各世話係は部屋に案内させた後、リビングに集合させろ。俺は自室に行っている」
『畏まりましたご主人様』
イリナ達と別れて、自室に向かった俺とヴァーリ。今日は色んな事が多すぎたなと思ったが、ここに住む奴らは多くなった。ヴァーリ達にイリナ、シーグヴァイラ、ソーナ、レイヴェル。悪魔に天使と人間、堕天使がいたら共存世界となっているな。
パソ
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