体育館裏のホーリー
転入生×歓迎会
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ちゃんら黒神眷属がいるから、問題ないと言うのに。ここには天界と冥界の力が働いている訳だが、実際現地で動いているのはリアスとソーナら悪魔眷属と黒神眷属がいるから、人員はこれ以上はいらんと言ったんだがな。ミカエルめ」
「それだけで充分機能していると俺も思うが、ただでさえ天界はお人好しを超えたレベルのバックアップ態勢だから、俺とアザゼルはいらんと言って拒否しといたんだが、それではダメだと強引に送ってきた者がイリナなのだろうな。それよりシーグヴァイラとソーナとレイヴェルが、俺の家に住みたいと言ってきたんだがこれはいいのか?アザゼル」
「一ちゃんの言う通りだがそうなのか?一ちゃんの家は豪邸並みで、グレモリー卿の家よりデカいからそれはそれでいいんじゃねえの」
ここも随分と大所帯になってきた所だな、最初は悪魔と堕天使が数名だったのが和平協定をしてから普通に談笑しているんだから。リアスも複雑そうな顔をしていたが、色々とタメになりそうだしサーゼクスらから任されたそうだ。
イリナは立ち上がると祈りのポーズをした。そしたらイリナの体が輝き、背中から白い翼が生えた。俺とアザゼル以外は驚いていたが、思考の海に入ってからしばらく経ってからイリナに訊いた。
「イリナ、お前は転生天使でもなったのか?」
「一ちゃんの言う通り、今まで転生天使という現象はなかった。理論的には可能だった事で、天使と堕天使の科学者で話し合っていた。だが実際見ると天使化というより、転生したかに思える」
「一誠君とアザゼル様の言う通り、ミカエル様の祝福を受けて私は転生天使となりました。何でも熾天使の方々が悪魔や堕天使の用いた技術を転用してそれを可能にしたと聞きました」
俺はやっぱりかと思ったが、三大勢力の協力態勢となってから色々と技術提供するようになっていたと聞いている。天使はシャルロットの消滅で純粋天使が誕生出来なくなったと聞いたが、転生天使によって数が増えるんだな。それについては、俺の方が詳しいからミカエルから聞いた話を元にして話した。
「確かミカエルから聞いた話では、四大セラフと他の熾天使メンバーを合わせた十名は、それぞれAからクイーンとトランプに倣った配置で『御使い(ブレイブ・セイント)』と称した配下を十二名作る事になった。悪魔ならチェスの駒で天使はトランプという事だな」
「なるほど『悪魔の駒』の技術か。あれと堕天使の人工神器の技術を応用しやがったようだな。伝えた後に面白いのを開発するようになったな、天界は。悪魔がチェスなら天使はトランプとなるのか。元々トランプは『切り札』という意味も含んでいるから、神シャルロットが死んで純粋な天使は二度と増える事が出来なくなった。そうやって転生天使を増やすのは、自軍強化に繋がるか」
「俺らの
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