体育館裏のホーリー
転入生×歓迎会
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た。俺?俺はアザゼルの隣にいて、俺の隣にはヴァーリがいる。
「はい!皆さん初めましての方や再びお会いした方が多いですね。紫藤イリナと言います。教会、いえ、天使様の使者として駒王学園にはせ参りました!」
パチパチパチ。オカ研メンバーは拍手をして送った。確か天界側の支援メンバーとして派遣されたと聞いている。ここには悪魔と堕天使しかいないしな。
『主への感謝〜』
や。
『ミカエル様は偉大で〜』
とかを始めたので、俺らは苦笑していたが聞いてあげていた。信仰心が強い娘であるが、イリナは神が死んだ事を知ってここに来ているんだろうか?あの時は神が消滅した事について知らないはずだし、ゼノヴィアと別れた時点で知らなかった様子だと聞いた。アーシアとゼノヴィアがそのような心配をしていると、俺が容赦なく聞いたのだった。
「なあイリナ、お前『聖書に記された神シャルロット』の死は知っているんだろう?」
「一誠!いきなり何を言い出すの?」
「馬鹿者。ここに来たという事は、そういうのを込みで任務を受けてきたはずだ。それにを知らないままだと別の者が派遣される。いいか、この周辺の土地は三大勢力協力圏内の中で最大級に重要視されている場所だ。ここに来るなら、ある程度の知識を持って足を踏み入れる事になる」
リアスがそう言ってきたので、反論したら大人しくなった。アザゼルはうんうんと頷いていた。
「勿論です。一誠君の言う通り、私は主の消滅を認識しています。ミカエル様から聞いた時、ショックで泣いて七日七晩寝込んでしまったわ。心の支え・世界の中心となったあらゆる母が死んでしまったと聞いて、全てを信じていたままで歩いてきた私でもあるわ!」
アーシアとゼノヴィアもうんうんと頷いていた。信仰心強かったからな、特にアーシアは。そしてしばらく泣いたイリナは、アーシアとゼノヴィアに抱き合う。
「アーシアさん!この間は魔女だ何て言ってごめんなさい!ゼノヴィアにも別れ際に酷い事を言ったわ!ごめんなさい!」
イリナの謝罪にアーシアもゼノヴィアも微笑んでいた。
「気にしてません。これからは同じ主を敬愛する同志、仲良くできたら幸いです」
「私もだ。あれは破れ被れだった私も悪かった。いきなり悪魔に転生だもんな、でもこうして再会できて私は嬉しいよ」
『ああ、主よ!』
あーあ、お祈りしだしたよこの三人は。教会三人組の誕生の瞬間かもしれない、二名は悪魔だけど。
「ミカエルの使いって事でいいんだな?」
アザゼルはそう言ったらイリナは頷いた。
「はいアザゼル様。ミカエル様は、ここに天使側の使いが一人もいない事に悩んでおられました。現地スタッフがいないから問題だ、と」
「そんな事を言ってたなミカエルは。だが俺は一
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