Another90 日常
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みんな、これからは直ぐに世界の危機に対応出来るようにニュースはよく見ておくんだよ?」
全員【はい!!】
この時の太一を除いた全員の返事は軍隊並に気合いが入っていた。
太一「誰も…俺の話を聞いてくれない…みんなおれを苛めるし、サッカー以外で時間通り来たの初めてなのに…昨日早く寝たのに…!!!!」
ヒカリ「はいはい。お兄ちゃん頑張ったね。偉い偉い」
太一「ヒカリ〜!!やっぱり俺の味方はお前だけ…」
アインス「あ、おはよう八神妹」
ヒカリ「あ、おはようございますアインスさん」
スカッ
抱き締めようとした太一の腕は空振りし、ヒカリはアインスの元に向かっていく。
ヤマト「………………」
ヤマトは同じ兄の立場として太一を本気で哀れんだと言う。
光子郎「すみません遅れました」
ミミ「ごめんなさい、目覚まし壊れてて……どうしたの太一さん?」
空「それがねえ」
空が光子郎とミミに事情を説明すると当然の如く驚愕して絶叫したという。
そしてしばらくして光子郎は子供達を呼んだ理由を話す。
光子郎「今日皆さんを呼んだのは他でもありません。」
パソコンを見せると、画面に不思議な空間が広がっている。
光子郎「流石にデジタルワールドへのゲートを開くことは出来ませんでしたが、その代わり、現実世界とデジタルワールドの中間辺りの世界とも言える電脳世界に行けるようになりました」
太一「電脳世界?」
ヤマト「…ようするにデジタルワールドとは違って完全にパソコンの中の空間ってことだろ?」
光子郎「はい、ブイモンから話を聞いて、デジモンは慣れない世界での暮らしは負担が大きいらしいんです。体調不良の場合はD-コネクションで何とかなりますけど、運動不足はいけません。ですからこの電脳世界の入り口を開いたんです。この空間ならデジタルワールドと同じ感覚で動けるはずです。」
ヤマト「でかしたぞ光子郎!!」
丈「これで退屈退屈と文句言われないで済むよ」
ゴマモン『う、うるさいな……』
D-コネクション内部でむっつりになるゴマモン。
ブイモン『これだけ広ければお前達をビシバシ鍛えられるな』
パタモン『ええ!!?』
パルモン『私、特訓は嫌…』
ブイモン『却下、行くぞーーーっ!!』
電脳世界に飛び込むデジモン達。
特訓中、ゴマモン、パルモン、パタモンがダウンするというトラブルはあったが、全員が快適に過ごしたのであった。
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