VS永遠亭その1。 〜突入〜
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いいと言ってしまった。なんとなく釈然としていないチルノであったが、チルノはすぐに考えるのをやめた。
「まぁ、あたいはサイキョーだからな。ぜろ、これはわかるぞ」
「ん? なにがだ?」
「とりあえず、こいつらをあしどめしとけばいいんだよな!!」
暗基は思わずチルノをうれしさから抱きしめたくなったが、あとにとっておこうと思ってか、ものすごく我慢した。全力で我慢した。
「……、おれはうれしくて仕方がない……!! 頼むぞチルノ!! 小傘!!」
「わかった!! まかしといて!!」
「これでたすけてもらったかりはなしだぞぜろ!!」
「おう!!」
暗基は永遠亭の中に突撃した。
「さぁて、よくここまで待ってくれてたね、あんた達」
暗基がいなくなった後、すでに意識を取り戻していたスーパー淫乱モードの連中に対して声をかける小傘。
「うるさいわよ小物が……!!」
「よくも私たちの邪魔を……」
「してくれたなぁ……?」
「さて、特別補修の時間だ……」
「生きて帰れると思うなよぉ?」
せっかくの男を取り逃がし、激昂している5人。
「うわぁ……、これはすさまじい大役を任されちゃったねぇ……」
「サイキョーのあたいだけど、いまはさすがにこわいよ……」
「まぁ、そうも言ってられないのは確かだね。それじゃあ」
そういいながら小傘は自分の傘の先を5人に向け、チルノはポーズを決め、
「ここから先は!!!」
「あたいたちがまもる!!!」
最凶と化した5人を相手に、2人は立ち向かった。
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