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流星のロックマン STARDUST BEGINS
精神の奥底
50 Dark Side Of The City 〜前編〜
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最後の希望をいとも簡単に踏み砕くその瞬間を。

「あっ…あぁ…」

ゆっくりと顔を上げていく。
死後を思わせる灰色の戦士が見下ろしていた。
一瞬の出来事だというのに、その冷たい青いバイザーを通して覗く鋭い眼光は背筋を凍らせ、一生忘れることのできない恐怖を植え付けるには十分なものだった。

「!?ぐぁ…」

だが次の瞬間には恐怖の声を上げる暇も与えずに、カードを踏み潰したのと反対の足で顔面を蹴り潰した。
僅か20秒程度のことだった。
タワーの上からの移動時間も含めても約3分、スターダストはタワーの上から撃ちそびれた取引現場を1つ潰した。
ビルとビルの間から覗くウェーブロードを見上げて呟く。

「…次は電気街4丁目UXプラザ」







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