暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十八話 ー想うは貴方一人、ですよ。ー
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 零児は鋭い視線でデスガイドを睨みつけるも、デスガイドは薄ら笑いを浮かべ誤魔化す。

「リリーサーをリリースして儀式召喚に成功した事により、ヘルレイカーが存在する限り、あなたは特殊召喚できません。最後にカードを一枚伏せ、ターンエンド……」

 零児へとターンが移り、ドローしようとデッキトップに指かけるも……

「……わたしのターンッ!とかなんとか言うんでしょうが、ザーンネーン!このターンの終わりスカラマリオンの効果発動ですっ??デッキから『魔界発現世行きデスガイド』を手札に加えます。さぁ、どうぞ」

 直前に響いたデスガイドの声によって静止させられる。そして、今度こそターンが回った事を確認すると自分のターンを開始する。

「わたしのターン、ドロー」

 今加えたのを含め六枚の手札を確認する零児の表情は芳しくない。
 デスガイドのフィールドのヘルレイカーの存在により、零児の特殊召喚は完全に封じ込められてしまっているのだ。
 打開する手がないわけではないのだが、いかんせん次のターンまで待たねばならない。

「私は『クリバンデッド』を召喚し、カードを三枚伏せる。そして、永続魔法『地獄門の契約書』を発動。そして、効果によりデッキから『DDD 反骨王 レオニダス』を手札に加える。そして、エンドフェイズ時に『クリバンデッド』の効果を発動する。自身をリリースし、デッキトップからカードを5枚墓地に送る。そして、墓地に送られたカードの中から魔法または罠カード一枚を手札に加える。私は『契約洗浄』を手札へと加え、ターンを終える。

 結果、連続サーチとデッキ圧縮により次ターンへの布石を整えた零児は静かにターンを終える。一方で、それを不満を不満に思うのか、若干頬を膨らませる。

「まったくあんまり幻滅させないでくださいね。私のターン、ドロー。手札から二体目のデスガイドを召喚し、効果発動!デッキから『彼岸の悪鬼 スカラマリオン』を効果を無効にし、特殊召喚します!そして、二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚、現れよ『彼岸の旅人 ダンテ』??」

 先のターンと同じ流れで、二体目となる旅人ダンテが召喚される。

「そして、一体目のダンテの効果発動!オーバーレイ・ユニットを取り除き、デッキからカード三枚を墓地に送り、1500ポイント攻撃力をアップさせます」

『ペロペロケルベロス』、『旅人の結彼岸』、『彼岸の悪鬼 ラビキャント』の三枚が墓地に送られ、同時にダンテの攻撃力が1000から2500まで上昇する事になる。

「さらに、二体目のダンテのオーバーレイ・ユニットを一つ使い、効果発動!一枚目、『虚無空間』!二枚目、『彼岸の悪鬼 グラバースニッチ』??三枚目、『彼岸の沈溺』??
 そして、墓地に送
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