暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
冥界合宿のヘルキャット
魔王主催パーティ
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歌と白音の報告会で、すっかり逞しくなっていた白音だった。アザゼル達によるグレモリー眷属の報告会はお開きとなったので、黒歌は白音と別れてから俺の部屋に来て貰った。俺達は俺達の報告があったので、リビングではなくトレミーに向かった。あそこなら防音だし、俺達しか入れないからな。トレミーのブリーフィングルームに集合した。

「ここなら誰にも聞こえないから言っていいぞ、報告を聞こうか」

「ああ。まず俺だが、相手に触れなくとも『半減』『半減した力を引き継ぐ事』が出来るようになった。連続で『半減』出来た後、その力を撃ち出すドラゴンブラスターか波導弾のようなのを撃つ事が可能となった。残念な事にまだ『反射』は出来ないが、まだ使えなくともいいと思った」

「なるほど。今まで相手に触れるか近距離にいないと発動する事が出来なかったが、長距離からでも能力が使えるようになったという事か。それに『反射』については、まだ使う時期じゃないし今使うと反則級だと言われてしまう。次はアーサーとルフェイだな、報告を聞こうか」

「はい。私は雪蓮さんに剣術を学びましたが、殺す気満々で来たので本気でやりました。あれは死ぬかと思いましたが、ルフェイの回復魔法で体力も回復できたので安心でした。ルフェイの方は魔術をどんどん覚えていって、今では消滅の魔力まで出来るようになりました。回復魔法ですが、長距離から味方のみ飛ばせるようになったらしいですよ」

「なるほど。アーサーも前より強くなったし、ルフェイも魔力上がってるな。美猴も相当上がってるようだな」

「おうよ。まだ地獄の修業とやらは、付いて行くのがやっとだけどな。前よりマシになったぜ」

報告が終わったのでトレミー3番艦で寝て、次の日は魔王主催パーティだったので俺はスーツに着替えた。ヴァーリ達はいつも通りの格好だったが、雪蓮は次元の狭間本家に戻してあるが、黒歌はまだ妹と一緒にいたいから小猫ちゃんと一緒にいる。

出発の時はこっちに戻ってきてほしいが、ティアは魔法陣でこちらに来たのでメンバーは全員トレミーに乗艦している。魔王主催ホテルには、トレミー専用着艦ポイントがあるから安心して行けるな。

少々暇になったので、グレモリーの屋敷内をうろうろしていると匙に出会った。その後、少し話をしようと言って客間に行くと祐斗もギャスパーもいない状態だった。

「ここなら話が出来るスペースだが、匙も来ていたんだな」

「ああ、会長がリアス先輩と一緒に会場入りするってんで付いて来たんだ。で、会長は先輩に会いに行っちまったし、仕方が無いんで屋敷の中をうろうろしていたら、ここに出た」

俺から少し離れた席に座るが、匙は制服姿にシトリーの紋様付きという腕章を付けていた。俺?俺はいつも通りのスーツを着ているよ。

「もうすぐゲームだが
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