暁 〜小説投稿サイト〜
『闇、時々、光』
『事実』

[8]前話 [2]次話


生きてることに意味なんてない。

生まれたことに意味なんてない。

理由も意味も存在しない。

産まれたくて産まれたワケじゃない。

生きたくて生きてきたワケじゃない。

勝手に産まれてきただけ。
其処に自分の意志など無い。

勝手に産まれるのに死は必ず与えられる。
自分の意志など在ろうと無かろうと無駄だと言うかのように。

産まれてきたことや生きることに意味を求めてしまうのは、人間だから。

意味や意義や義務など在ってこそ価値が在ると...?

そうじゃない。
人は人として意味はない。
だって人が死に逝く日でも日々は変わらず必ず廻ってく。

歴史が刻まれようと其れ等は真実では無い。
歪んだ事実が多いもの。

そんな歪んだ世界で生きてくにも理由が欲しいなんて、弱い生物故なのか。
それとも賢い生物故なのか。
あるいは...



[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ