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リリカルビィト〜才牙と魔法が交わる物語〜“改稿版”
七十四話、ハロウィン
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にいた人物の顔を見て揃って目を見開く。二人の視線の先にいた人は、どう見ても……
初音ミクだった……
龍也は思わず確認するように話しかける
「え、えっと……絵流か……?」
「それが……着たいコスプレ衣装?」
「? はい、そうですよ? 作ったのはいいんですが着る機会がなくって……」
そう言いながら照れる絵流……
どう見ても初音ミクが照れてるようにしか見えない……
「そ、そうか……」
その光景に思わず引いてしまう龍也だった……
●○●○
「えーっ、それでは今からハロウィンパーティを始めます。みんな、思いっきり楽しんでいってな……乾杯!」
「「「「「かんばーい!!」」」」」
簡易的に用意されたステージの上ではやてが発声するのに合わせて、参加者はコップを軽くうちつけあう
そして、テーブルに用意された料理やお菓子をそれぞれの皿へと取りはじめる
「このパンプキンパイ、程よい甘さでつい食べ過ぎちゃいそうね」
「このこうもり型のクッキーもさっくりしていて美味いよ」
「このパイはお母さんが作ったのだけど……このクッキーはそうじゃないよね?」
「うん。このクッキーは束さんからだよ」
「あのスタイルで、この腕前……やと?」
アリサ、フェイト、なのは、龍也、はやての順に喋る……
ついでに龍也の言葉に驚いたはやてはバニーガールの格好をしている束を見ながらそう呟いた……
尚、束は自分の彼氏と一緒に居れて幸せそうである……
ついでだが、龍也はピエロのコスプレをしており、その鼻には赤いつけ物が付けられていた
「それにしても、竜達に申し訳ない気がするんだが……」
「大丈夫ですよ、竜様なら『俺らに構わず楽しんでくれ』って言いますよ」
龍也の言葉にそう答える絵流……
「……そうかも知れ「龍也、ちょっとこっち来てくれないか?」クロノ?」
言葉を打ち消すように聞こえてきた声の方へと龍也が視線を向けると、そこには何故か頭に着けた狼の耳先が少し焦げているクロノの姿が……
クロノは龍也と視線が合うと手招きをし、龍也はそれに応じてクロノの元へと向かった
「どうしたんです?何かあったんですか?」
「いや、ちょっとこの機械のインターホンを押して、Trickor Treatって言ってみてくれないか?」
「えっと……これ?」
クロノの言う機械はどうやって入れたかわからないがちょうど電話ボックスほどのサイズがある箱形のもので、四面の内の1つだけがまるで明かりの灯った家の玄関のようになっているものだった
龍也は束を思い浮かべながらも言われた通りにインターホンを押した。するとドアのようなものが開き、中から機
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