停止教室のヴァンパイア
三大勢力会談(3)
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俺は、会談室で指示をやっていたが、他の軍隊は魔法使いの死体を処理したり事後処理をしていた。ちなみにティアは充分暴れ回ったのかトレミー3番艦に帰還後、ヒト化になると部屋に戻ってぐっすりと寝てしまった。相当暴れたんだろうなと思いながら、我が部隊はC班以外撤収させた。
激しい銃撃戦だったからな、疲れてると思うから基地に帰還させた。三大勢力のトップ共には、一つだけ報告書としてそれぞれ纏めてから送るが、ちなみにカテレアは俺の隣にいる。ロープを腰につけているから逃げ出せないし、もし暴れれるなら聖なるオーラ付の手錠をつけるまでだ。
「一つだけ報告するなら、テロに加わった魔法使いについてだな。悪魔の魔力体系を伝説の魔術師である『マーリン・アンプロジウス』が独自に解釈し、再構築したのが魔術・魔法の類。放たれた魔術の威力は、一人一人の威力が中級悪魔クラスの実力者だったとの事だ」
「だがテロリストらは、一つだけ誤算があったな。それは一ちゃん達軍隊が普通に動けた事であり、実力は三大勢力のお墨付きとなる部隊だ。神器所有者が魔術を覚えたりすると、一見すると厄介に思えるが奴らの攻撃を跳ね返した守護結界のお蔭だ」
俺が持つ赤龍帝の籠手は神滅具であり、無尽蔵の倍増能力と譲渡の能力を併せている。なので単独の神器が存在しているから、倍増神器と譲渡神器の存在は確認されている。なので今回ギャスパーに力を譲渡して、強力な時間停止をした事により俺らだけは逃れた事でテロリストは俺らごと時間停止させるつもりだったのだろう。
組み合わせてはならない強力な能力同士が組み合わさっているとしたら、神器プログラムのバグなのでは?ともされている。またはエラーの類から生まれたのが神滅具じゃないか?とグリゴリが答えの一つを出した。
「さてと、俺はカテレアを連れて本家に戻るが他はどうするんだ?」
ミカエルとサーゼクスとアザゼルに聞いたら、一度天界や冥界に戻り『禍の団』について対策を考えるようだ。それから改めて和平を結ぶと言っていた。俺は本家に戻り次第、また戻ってくると言って空間切断でトレミーブリッジに繋げて空間に入った。
「ここがあの戦艦の中なのですか兵藤様」
「そうだ。トレミー、本家に向けて出港せよ」
トレミーはゲートの中に入ったと思ったら、出た先は次元の狭間だった事にカテレアは驚いた。
「あなたの本家って次元の狭間だったの?」
「ああそうさ。おっ、迎えが来たようだぞ」
目の前に、全長百mはある巨大な赤い龍がこちらに来て並んだ。その事にも驚いたが、更に驚いた事はこの龍が真龍である事だった。
『お帰り一誠』
「ただいまアグニ。先に行って待っていてくれ」
『分かった』
アグニは、速度を上げて先に行ってしまったのでこちらも速度を
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