停止教室のヴァンパイア
三大勢力会談(1)
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一誠君には無理をさせているからね。三大勢力の仲介役と部隊の司令官の板挟み、大変だと思うけど早く来てほしいね」
そりゃそうだと思ったら、扉からノックして入ってきた一ちゃん一同。
「失礼するぞ」
俺・愛紗・華琳・朱里・冥琳と、オマケで来た雪蓮が会議室に入ったら悪魔側は一気にザワザワしていた。というのもこちらが帯剣をしている方に目が集中していた。
「俺達はどこへ座るんだ?」
「私についてきてくれ」
サーゼクス先導の元、指定された座席は首脳陣と各部下や眷属達の間にある席に座った。席が二個足りなかったから慌てて用意した悪魔側。そんなに緊張しなくてもいいのにな。俺の格好は戦闘服であるし、身分証明書として手帳を持ってきた。隊の大佐である証拠となり、俺の自己紹介が始まった。
「一誠君、一応自己紹介を頼む。特に悪魔側はざわついているのでね」
「了解した。俺の名は兵藤一誠。国連軍第00独立特殊機動部隊ブラック・シャーク大隊長兼司令官をしている。階級は大佐、それは表の名前であり裏の名は創造神黒鐵である。ま、好きなように呼んでくれ。で、彼女達は俺の眷属で別世界からやってきた者だ。左から関羽・曹操・孫策・諸葛亮・周瑜何だが、周瑜は軍師としてで孫策はオマケとして来た。よろしく頼む、三大勢力の者達よ」
俺と彼女達の自己紹介が終わる、と席に座って空間から大量の資料を宙に浮かべて各陣営に配布した。ちゃんとホチキスで止めてるから問題ない。机にノーパソと映写機を机に置いたら、サーゼクスが言った。
「全員が揃った所で、会談の前提条件を一つ。ここにいる者達は、最重要禁則事項である『神の不在』を認知している」
その神は、次元の狭間本家にいる。シャルロットは会談を隠しカメラで見ているし、無論前四大魔王もな。カメラはノーパソから映しているから問題ないが、シトリー眷属も知っていたようだからきっとリアスが伝えたのだろう。
「では、それを認知しているとして話を進める」
サーゼクスの一言で会談が始まったが、今の所は順調に進んでいた。
「というように我々天使は・・・・」
「そうだな、その方が良いのかもしれない。このままでは確実に三勢力とも滅びの道を進むだろうが、幸いな事に三大勢力トップである我々と仲介役である一誠君のお蔭で今に至っている」
ミカエルが言うとサーゼクスも意見を言うが、俺とアザゼルは適当に応えていた。
「俺らはこだわる必要性はないが、これも一ちゃんのお蔭かな?」
「だがまた戦争する気あるなら、俺が三大勢力ごと潰す力を持っているぞ。冗談ではあるが、そうなって欲しくはない」
たまに喋る俺とアザゼルの一言で、この場が凍りつく事もあるがまあいいかとして順調に進んでるがもう少しかな?と思いながら首脳陣
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