停止教室のヴァンパイア
三大勢力会談(1)
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。ええ、私とここにいる天使だけでいいと言ったのですが彼女が頑固でね」
「私は一誠様に会いたいだけで来ました」
「お久ー・・・・アザゼルちゃん。その様子だと前にも会ってるのサーゼクスちゃん」
「そうだよ。まあここでは話せないけどね」
そりゃそうだろうな。主に一ちゃんの家で月一か週一で来てたからな。これは四人だけの秘密だがな。悪魔側はまだ来てない連中がいるから、サーゼクスに聞いたらグレモリー眷属とシトリー眷属がまだ何だとよ。一ちゃんは一時間前から部隊配置させてるのか、遅刻かと思ったがサーゼクスがそう言ってた。
「失礼します」
おっ、やっと来たな。あれが紅髪でサーゼクスの妹でありグレモリー眷属の『王』か、クールそうなのがシトリー眷属の『王』か。こちらを見てから別の視線を感じたが、もしかして白龍皇ヴァーリを見ているのか?
「私と同じ紅色の髪をしているのが、私の妹とその眷属だ。眼鏡でクールに見える方は、セラフォルーの妹とその眷属だ」
サーゼクスが説明をしたら眷属達は、こちらを見て一礼をしてから指定の座席に座った。中には緊張しているのもいるな。それはそうか今まで敵同士だったからな。悪魔側はサーゼクスとセラフォルーで、天使側がミカエルとガブリエルとなり、堕天使側は俺達だ。
外見で見るなら、白い翼と黒い翼をしているのが天使と堕天使との見比べると分かるだろう。悪魔は知らんが、ちなみに俺の服装はいつもの浴衣ではなく装飾の凝った黒いローブ姿だ。流石にこの場で、普段着である浴衣じゃ不味いからだ。
「先日のコカビエル襲撃で活躍したのは私の妹とその眷属だ」
「報告は受けています。改めてお礼を申し上げます」
ミカエルはそう言ったら眷属達は会釈をしていたが、俺は普段通りとなって発言した。
「ウチのコカビエルが世話になったな。だが聞くとフルボッコしたのは、俺らの盟友で創造神黒鐵である一ちゃんが倒したと聞いている」
俺は悪い態度を取らず真実だけを言ったが、悪魔側はザワザワしていたがまあいいか。
「そこの席に座りなさい」
サーゼクスの指示により、グレイフィアが悪魔側の眷属達を壁側に設置された椅子に促して座らせた。シトリー眷属も着席するが『王』同士なのか、グレモリーとシトリーは隣同士となっていた。
「ところで一誠君はまだかい?そろそろ会談の時間何だが、彼は我々三大勢力の仲介役でもあるが遅れているというのも気になる」
俺はちょっと待ってろ、と言ってケータイを取り出してから外にいる一ちゃんへ電話した。数分後、電話し終えてからサーゼクスに言った。
「今、部隊配置をしている所だと言ってたぜ。くくくっ、俺達の軍隊より気迫があって、鍛錬度も違うがあれは本当に人間かと思うくらいだ」
「そうか。
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