021話
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な髪を纏めて伐採してしまった。
「わ、私の髪が………」
「終わりだ、竜閃撃!」
魔力の尾を引きながら振りぬかれたバルムンクはラプンツェルの身体をVの字に切り裂いた。ラプンツェルは苦しみの声を上げながら仰向けに倒れこんだ。
「勝負あり!この勝負ジークの勝ち!!」
13星座の一角に勝利したジーク、その目に浮かんでいるのは安心の感情。ゆっくりとラプンツェルへと接近し声をかける。
「約束通り、コレッキオ、アヴルートゥ、アクア、そしてフックは貰っていくぞ」
「フ、ックだってぇ……あいつは、私がぁ………」
「ドロシー」
目配せをするとドロシーはあるディメンションARMを展開する、割れた空間から出てきたのはなんと自分が制裁したはずのビショップのMrフックであった。
「残念だったな、あいつもそれなりに優秀だからな。貰っていく」
「この、不細工がぁ……なんで、こんなやつを、クイーンは………」
「ディ、アナ………?それがクイーンの名か?」
ディアナ、確かに聞こえた名前。それを聞いたドロシーは目を見開かせ、どこか遠い目をした。
「点と点が繋がった、私は魔女の国に一旦戻らなきゃいけない……」
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