停止教室のヴァンパイア
ギャスパーの出生情報から現在×姫島家での過ごし方
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
クスカリバーと同じように。しかし聖なるオーラが最小限になりましたが、これは一体?」
「俺がそうしたんだよ。ここには朱乃とアーシアがいる、悪魔が聖なるオーラを浴びたらどうなるか?お前も知っているはずだ」
「なるほど・・・・もうこんな時間ですか。私はそろそろ戻らせて頂きます。一誠さん、この日本酒1本貰ってもいいですか?」
「もう帰るのか。おういいぜ、今度は会談時に会おうな」
光り輝いたと思ったら、ミカエルは天界へ帰っていった。その後夕食をご馳走になったが、久々の朱璃さんの料理は美味しかった。その後、庭に出たら朱乃がいたので隣に座った。ちなみにアーシアは片付けがあるので、まだ台所に立っているとか。バラキエルと朱璃さんは、夫婦水入らずのイチャイチャモードと化しているからだ。
「どうした朱乃?」
「いえ久々に、楽しくて嬉しいですわ。特にお父様やお母様が一緒にいるとお邪魔な感じがしましたの。それにアーシアさんもそれを察したのか、台所にいますしね」
「そうだ・・・・ちょっとした昔話をしよう」
「昔話とは?」
「語るより直接記憶を解放した方がいいな。朱乃、頭に手をかざすがいいか?」
無言で頷いた朱乃だったので、目を瞑ってから朱乃の記憶を解放した。数分後、記憶を解放した事で気分について聞いてみた。
「気分はどうだ?」
「私が小さい頃にあんな事があったのですね。ですがなぜ記憶封印をしたのですか?」
「余りにもグロすぎたからだ、小さい子が見たらトラウマに出てしまうと思ってな。あの時もし俺と奏が、駆け着くのが遅れてたらこんな幸せな時間は無いだろう。そうなったら、朱乃は堕天使を嫌って父親であるバラキエルも嫌っていたかもしれん。朱乃の翼は、片方悪魔で片方堕天使の翼何だろう?」
翼を展開してくれたが、左右違うがこれはなかなかレアだ。左右に別の翼が生えているからな。
「もしですが、私が堕天使であるお父様を憎んでていればこの翼を受け入れる事はなかったでしょう。しかし一誠さんと奏様が、助けてくれたお蔭で良好な親子になれました。ありがとうございます」
「礼をさせる事はしてないさ。俺らのレーダーが察知しただけだし、それにアザゼルに聞いた事があったのさ。
『この町に堕天使や敵勢力が来たらどうすればいい?』
「と聞いたらこう言われたよ。その時はぶっ倒してもいいってな」
「いやいや、あの時は本当に感謝しているのですよ一誠さん」
いつの間にか、俺の後ろにバラキエルと朱璃さんがいた。もうイチャイチャはいいのか?と思いながら隣に座ったバラキエル。朱璃さんと朱乃は、片付けがあると言ってアーシアがいる台所に行った。
「あの時私は帰り道でした。家周辺が結界張られていた、私は結界を壊そうとした
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ