停止教室のヴァンパイア
もう一人の『僧侶』×ちょっとした鍛錬
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アーシアとゼノヴィア以外の三人は、驚愕していたが俺に説明要求してきたので簡潔に説明した。それと二人の事も簡潔にな。
「俺とギャスパーはチャット友達で、週に2〜3回はここに来ているぞ。結界が張ってあったが俺には関係なく入れるし、対人恐怖症は既に治してある。神器についても、ある程度コントロールする事が出来たから安心していいぞ」
俺が説明を終わらせるとまた固まっては、驚愕の繰り返しをしていたリアス達にハリセンを見せると即座に表情を元に戻した。
「やはり部長達も一誠さんのハリセンには恐怖を植え付けられているのですね。私も神器をコントロール失敗すると何度叩かれたか、それとそこの二人は新人悪魔さんですか?」
「俺のハリセンは魔王であろうとも関係なく叩くからな。見せたら怖がるよギャスパー、ああそうだったがお前がこの部屋で封印(仮)している間に眷属が増えたのさ。『騎士』のゼノヴィアに『僧侶』のアーシア・アルジェントだ」
「なるほど、封印してる間は新人悪魔の容姿を写真や動画で見ていました。それにしても私が封印される前よりも強力になりましたね」
「ところで、神器をある程度コントロール出来る事は本当なの?」
部長はそう言ってきたので、試しに部長を停めて見せた。朱乃達は驚いていて、ギャスパーは目を金色にしていた。数分間経つと部長の時間は解除されて、朱乃は部長が数分間停止してましたと言ったら嬉しかったのかギャスパーに抱き着いていた。
「貴方凄いじゃない!随分前までは、興奮すると視界に映した全ての物体時間を一定時間停止したのに、今だと単体だけでも凄いのに保てるとは。何時からそんなのが出来たの?」
「一誠さんに会ってから、ずっと深夜で特訓していました。一誠さんのお蔭ですが、今では単体ごとに時間停止出来るようになりましたから」
「一誠は何時からなの?」
「俺が部員になって1週間後くらいかな?この扉だけ結界が張ってあったから、空間切断によりこの部屋に出入りする事が出来てな。最初はいきなり神器を使われたが、俺には効果が無くすぐに安心感を持つような事をしてから、少しずつだが対人恐怖症を治した訳だ。仲良くなった証としてアドレス交換してから、チャットで会話したりしてた」
「あの時は驚きましたが、空間が歪んだと思ったら人が出てきたのですから。あの時は制御出来なかったけど、今はある程度制御できるようになったので安心です」
そう説明したら安心したのか、ギャスパーから離れていき皆に改めて自己紹介をさせた。
「この子の名はギャスパー・ヴラディ。私の眷属『僧侶』で、一応駒王学園の一年生なの。転生前は人間と吸血鬼のハーフよ」
改めて自己紹介された後、いつもの部室に来ていた俺達はアーシアとゼノヴィアの為にギ
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