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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico37竜の矜持〜The 0th task force : Dragon Heart〜
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ちらも同じだわッ!」
なのはやフィレス、それに他のみんなも一様に怒鳴り返していく。リンドヴルムとのロストロギアを巡る戦いはかれこれ何十年となる。先月のクラナガンの悪夢だけでも3ケタの死者を出した。これまでの争いの中で出てしまった被害者の数を合わせれば軽く4ケタは行くと思う。決して許されない。犯罪者に成り下がっている以上、仲間を奪われた、なんて文句は通用しない。
「チーム分けをする! 私、なのは、フェイト、アリサ、フィレスは、ハート3! すずか、はやて、アルフ、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ、セレス、ルミナ、ベッキーは、ハート2! 一切の手加減なしで・・・撃破せよッ!」
シャルロッテ様によるチーム分けにみんなが頷き返す。シャルロッテ様が一度だけ明後日の方をチラッと見た。視線の先、ずっとずっと遠い先、竜巻が発生してた。ルシルとシュヴァリエルの闘いが・・・始まった。
『ルシルの心配は後ね。ま、今日は勝つだろうけど』
シャルロッテ様がそう言って小さく笑った。そう、ルシルがシュヴァリエルに確実に勝つためのファクターがここレンアオムに揃ってる。ルシル。シュヴァリエルとの決着は、今日ここでつけないとダメだよ。
†††Sideイリス⇒すずか†††
シャルロッテさんからハート3の撃破を任された私とはやてちゃん、アルフ、シグナムさん、ヴィータちゃん、シャマル先生、ザフィーラ、セレスちゃん、ルミナちゃん、ベッキーちゃん。
「すずかちゃん。大丈夫?」
「はい、シャマル先生。・・・もう、大丈夫、です」
深呼吸を繰り返す。ケリオン君が本来の“ケリオンローフェティタ”として出現しちゃって、私はもう気が気じゃない。だから半ば暴走してしまった。アリサちゃんの言ってた通り猪突猛進で勝てるような相手じゃない。冷静にならないと。
「さて、どうする。ルシリオンから貰った神器封じの札を貼り付けようにも奴の手には神器が無いぞ」
「気になることはもう1つあるぜ。こうやって対峙してても全っ然襲ってこねぇ。こっちと違って、シャルロッテ達とハート3は派手にやり合い始めてんぞ」
私たちが戦うべきハート2は、瓦礫と化してる本城の直上に浮遊してる。私たちがあれだけ攻撃を加えても迎撃はするけど反撃はしてこない。シャルロッテさんを筆頭になのはちゃん達が、ハート2と魔法を撃ち合いながら私たちのところから離れてく。お互いの攻撃で同士撃ちをしないために。
(結界が大きくなった・・・? どうやっても私たちを逃がさないつもりなんだ・・・!)
「じゃあさ、放っておいて良いんじゃないかい? 害が無いならさ」
そう言ったアルフさんに私は「ダメです!」そう声を荒げた。ビクッとさせちゃったアルフさんにはごめんなさいだけど、ハート2をどう
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