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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico37竜の矜持〜The 0th task force : Dragon Heart〜
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ィレスに「ごめんなさい!」謝る3人に、「次は気を付けて!」フィレスは魔力爆発の中へ突撃。そしてすぐにガキィンっていう甲高い音が聞こえて、直後に発生した衝撃波が噴煙を吹っ飛ばした。
「ここで新手!?」
ハート2を護るかのように佇んでる1人の女性。その女性の格好を見て真っ先に騎士だって判った。動きやすさ重視の為か綺麗な赤髪はベリーショートヘア。トップスはノースリーブのジャケット、ボトムスはタイツ、オーバースカート、胸当てや手甲・脚甲を装着していて、腰には2本の剣の鞘が有る。あと、背中からはオレンジ色の光の翼が一対あって、両腕にも光の翼が同化してる。明らかに神器によるもの。
「私は、第0小隊ドラゴンハート、ハート3。ここから先は、私が剣として、ハート2を盾として、あなた達の相手を務めさせていただきます」
「ああもう、冗談じゃない! ここに来て第88位の神造兵装!? しかも腰の2振りの剣や防具も神器じゃん! 神器フル武装って馬鹿じゃないの!?」
シャルロッテ様が喚く。どうやら新手のハート3はとんでもない人らしい。フィレスがわたし達のところまで一度後退して、「騎士シャルロッテ、どうすれば!?」そう訊ねた。シャルロッテ様が応じる前に「そんなの決まってます!」すずかが太腿に付けたホルダーから札を取り出して、ハート3に向かって投げた。
「神器封じの札だというのは既知です」
――ゾハルコテヴ――
ハート3の前面に発生した綺麗なオーロラ。すずかの投げた札9枚がそのオーロラに触れると一瞬で燃え散った。ハート3は直立したまま光翼が同化した右腕をこちらに向けると、「散開! 全力回避!」シャルロッテ様が大声でそう指示を出した。
――カドゥールオール――
光翼先端から放たれるのは光の羽根の弾丸。その速度はギリギリ目に留まるほどのモノで、シャルロッテ様の指示におかげでみんなは無事に回避することが出来た。もし指示が無かったら・・・全滅してた。
「シュヴァリエルさんからはあなた達を出来るだけ傷つけないよう仰せつかっています。ですが、こちらはあなた達のおかげで随分と家族を喪ってしまいました。命の恩人であるシュヴァリエルさんからの大事な命令。厳命することこそが私の使命。だけど・・・」
ハート3がそこで一度区切って大きく息を吸って・・・
「許せない、お前たちがッ! 私たちの家族を奪ったお前たちがッ!」
そう吐き捨てた。前にも居たなぁ、こんな奴。家族を、仲間を大切に思うのは良いよ。当然の感情だ。でも、「ふざけないでッ!」アリサがクレイモアフォームの“フレイムアイズ”を突き付けて怒鳴り返した。
「そうだよ・・・! あなた達の所為で一体どれだけの一般の人たちが亡くなったって思っているんですか!」
「その怒りはこ
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