不思議な経験のその後と狙われたマリア後編
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「やあ、帝国華撃団花組マリア・タチバナいやクワッサリーと呼んだ方が正しいかな?」
「クッ」
「クワッサリー?一体何のことだ」
「帝都を守る戦士で、ある前にお前は血に飢えた火食い鳥よ、この事を仲間に知られたくなければ、指定された場所に一人で来い」
そう言って、上空に映し出された刹那の映像は消えた。
「マリア君が行くなら俺も行くぞ」
「少尉、私が、あんな挑発に乗ると思いますか?」
「それは確かに、そうだな」
それでは、少尉買い物に行ってきます」
「ああ、いってらっしゃい」
そして大神は、マリアと別れた。
そして時が進み夕食時・・・
直哉は漸く食堂で食べられるほどに回復したのだが、さくらがお母さんモードになったりして、常に直哉から離れなくなって、食事もさくらが食べさせていた。
「お姉ちゃん。ご飯くらい一人で食べられるよ」
「駄目よ、直哉くん今日まではね」
「とう言いながらさくらお姉ちゃん明日になっても今日までて言うんでしょ」
「ドキッそんな事ないわよ」
「本当かな?」
直哉は疑いの目で、さくらを見ていた。
そんな姉と弟のやり取りを聞いていた。すみれたちは・・・
「やっぱり直哉くんが食堂にいるだけで、こんな穏やかな気分になれるのでしょう?」
「そうね、私もそう思うわ」
「アイリスも」
「あたいは、あの二人が血の繋がりが無いと言う話聞いて驚いたぜ」
「それは、うちもやで」
他のメンバーもそういう話をしながら、夕食を食べていた。大神が来るまでは。
「おっさくら君に直哉くん。今食事なのかい?」
「ええ、そうですけど」
さくらは不満そうに大神に答える。
「さくら君殆ど食べてないじゃないか、よし俺が、さくら君の代わりに、直哉君を食べさせてあげるよ」
「「「「「「!!」」」」」
大神の言葉に直哉以外の隊員に衝撃が走り、アイリス達が直哉と大神の間に入り込んだ。
「うわあ。なにするんだ、アイリスこれじゃあ直哉君に食べさせれないじゃないか」
「お兄ちゃんは、早く自分の夕食を食べてね、さくらも食べて直哉君に食べさせるのは、すみれたちに、任せてね、すみれ?」
「そうですわ、さくらさん直哉君の食事は私達に任せて、自分の食事を済ましなさい」
「皆さんありがとうございます」
そして、少しハプニングがあったが、直哉とさくらは夕食を追えたのだった。
その日の深夜・・・
マリアは刹那に自分の過去を知られたことによって、悪夢を見て目覚めた時、刹那に指定された時刻になりつつあった。
そして刹那の挑発に乗り単独で、深川に出撃し捕まったマ
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