不思議な経験のその後と狙われたマリア前編
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直哉とさくらは、あの不思議な事件後、二人の記憶は明確に覚えているのに、他の仲間支配人は覚えてないのに違和感を感じていた。
「ねえ直哉君これは、どういうことかな?」
「多分だけどあの事件に、関わった者が、この状態となるんだと思う。そしてその間に作られた、双武改は影響を受けずに、残ってお姉ちゃんの光武が影響受けて消滅したんだと思うよ」
「そして今は、消えてるけど、僕たちは空組と一緒に邪神巫女を倒したのに、魔城江戸城は、消えてないから、もしかするともう一つの黒之巣会が現れると思っていて、さくらお姉ちゃん」
「わかったわ、直哉君」
「ちなみに僕とお姉ちゃんの記憶が、あるのは護法リングのおかげだよ」
「そうだったの?」
そして数日後・・・公演最終日
大神はモギリの仕事を終え、今回の公演前の特別公演のことを、思い出していた。
「しかしあの特別公演は、地獄だったな、継母のすみれ君と、娘役の紅蘭とアイリスの俺に対する態度が、リアルすぎて怖かったなあ。それに女装も、意外と面白かったな」
そんなことを考えていると、大神は何やら浮かない顔のマリアを見つける。
「お、あれはマリアだ、おーい」
「・・・・・」
だがマリアは、大神に気がつかず帝劇の外に出るのだった。
「どうしたんだろ?マリアは」
「ああ、大神さんマリアお姉ちゃん見なかった?」
「ああ、直哉君マリアなら、さっき帝劇の外に、出たみたいだよ」
「直哉君待って」
直哉と大神が話していると、さくらが来た。
「あ、さくらお姉ちゃん。実は大神さんに・・・」
!!「また大神さんに、襲わらられたの?」
さくらの言葉に、周囲のお客が反応した。
「おいおい兄ちゃん、直哉を襲ったとは、どういう事だ?」
「いい!!誤解ですよ。俺はそんな事したことないですよ」
「嘘ですよ大神さん、以前直哉君の寝ている所を襲ったんです」
「何だと!!帝劇の宝である。直哉君の寝込みを、只のモギリであるお前が襲ったのか」
そのお客の言葉を聞いた、帝劇に来ていたお客全員が、大神を睨むというハプニングが起こったが、その間にさくらが、直哉を抱かかえ、衣装室に連れて行った。
衣装室では・・・
さくらと直哉が、衣装室に入ると、そこにはカンナがいた。
「オッスさくらに直哉だっけ」
「「あ、カンナさん」」
しかし直哉お前本当に、上手いよな間とかのとり方とかが、あのすみれがお前を気にいる理由がわかったよ」
「あたいも直哉みたいな弟が欲しいよ」
「ありがとうカンナお姉ちゃん」
お、あたいの事もお姉ちゃんと呼んでくれるのか?」
「うん本当のお姉ちゃんはさくらお姉
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