停止教室のヴァンパイア
養父と養母×授業参観
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めて抹殺何だから☆」
「お姉様、自重して下さい。魔王のお姉様が煌めかれたら小国が数分で滅ぶ前に、兵藤君にハリセンで叩かれますよ。ほら見て下さい、兵藤君の目とハリセンを」
魔法少女と言うより魔王少女だもんな、先週コカビエルが来た時にソーナ会長が呼べなかった理由は妹を溺愛しているからだ。呼ぶと大変な事が起こり、サーゼクスと同じように堕天使に汚されると分かれば即効戦争状態となるからだ。俺はため息をつくとソーナ会長は、顔を真っ赤となりセラフォルーを置いてどこかへ行くソーナ会長と追いかけるセラフォルー。
「待ってソーナちゃん!お姉ちゃんを置いてどこに行くの!?」
「付いて来ないで下さい」
「いやぁぁん!お姉ちゃんを見捨てないでぇぇぇぇっ!ソーたぁぁん!」
「私の愛称に『たん』をつけないで下さい、とあれ程言ってるのに」
シトリー家は平和のようだ。それより『ソーたん』か、からかいがあって面白そうだ。そう思ってたらリアスにも『リーアたん』という愛称があるとの事。こちらもからかいがあるな、と思うと昔はサーゼクスの事をお兄様といつも後ろを付いて来たのに、反抗期なのかとショックを受けていたサーゼクス。怒ったリアスだったが、その表情を撮りたかったのか即カメラを持っていたケルディム。
魔王一家には面白い共通点があるが、それは現魔王が皆面白いからだ。魔王の兄妹は、例外なく真面目な奴らばかりだ。自由過ぎる兄妹が魔王となった所為で、真面目に為らざる得なかったそうで。そう思っていたら朱乃が来た。後ろを見るとバラキエル&朱璃さんがいたので挨拶した。
「バラキエル、お前も朱乃の授業参観を見に来たのか?」
「そうですよ一誠さん。朱璃と一緒に来たが、娘はもうこんなに成長してるとは驚きです」
「あらあらお父様。謙遜しなくてもいいですのに、ところで先程騒ぎがありましたが何があったのでしょうか?」
「さっきセラフォルーが来ていて、撮影会になってたから俺が追っ払った。その後ソーナを追いかけて行ったよ」
説明したら納得したようで、ここで俺はケルディム達に紹介をした。最初は驚いてたが、俺が友好を結んでるから攻撃するな、と言ったら納得したような顔でこちらを見てお互いに自己紹介した。バラキエルも驚いていたが、リアスと朱乃だけを連れてサーゼクスは行ってしまった。
何でも重要な話があるとかで、ヴェネラナ達とケルディム達も連れて食堂に向かって一緒に昼食を食べてから教室に戻った。現在夜になっていて、人間界本家に集合していた。ケルディムらグレモリー家と朱乃ら姫島家が集合して、酒飲みながら今日撮ったのを一緒に見る為何だとよ。
「おっ、今のはリアスだな。あれが授業風景か、いい顔してるね」
「分かるかい一誠君。あれはいい表情だなと思って
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