停止教室のヴァンパイア
戦後処理×勝利の宴
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サーゼクス、それは後程にしてくれ。今は謝礼金について話してるんだ、別にリアスから出す訳にはいかないからケルディムかサーゼクスに払ってもらう。学生であるお前らではこの額は払えまい」
「確かにこの額では、リアス達だと払えない額となるから私か父上なら楽に払える。今回は私が払おうじゃないか、この小切手を銀行に持ってけばすぐにもらえるだろう」
サーゼクスは、懐から小切手を取り出して書き出した。書き終わるとこちらに渡してきたが、確認すると内ポケットにある財布にしまった。
「確認した・・・・あとで人間界本家にいるメイドに渡すか。正門の方はいいのか?」
「ああその事かい?ほとんどの生徒は、私や君の部下から説明して帰って行ったよ。代わりにメディア達が沢山来たが、人払いの結界を張ってある。中に入れないようにしておいたよけど、君はどうするんだい?」
「まだ仕事が残ってるから、それが終わったら寝る。今夜人間か本家に来てくれサーゼクス。ミカエルとアザゼルが、勝利の宴にと冥界産や天界産の酒を持ってくると言っていた」
「そうなのかい?ならぜひ行かせてもらうよ。それとリアス達の事は、私に一任せてもいいかね?」
「本来なら俺達が裁判をするが、リアス達は悪魔だから裁けないから任せる。謝礼金も貰ったからな」
病室を出てから、前線基地に戻りパソコンの電源を入れて仕事を再開。撮った動画を編集させて、人間界本家にいる隊員を呼んで、サーゼクスからもらった小切手を渡して隊員達は銀行に行った。俺は、いつの間にか爆睡していたと後で聞いた。
パソコンの電源は落としてあるから、問題はないけどベッドじゃなくて床で寝てたらしい。こっちに来た桃香達が、俺を見つけて悲鳴が聞こえたらしく部下が来たら悲鳴は収まった。悲鳴でも気付かない程寝てた俺だったので、部下達は桃香達に説明させて納得。毛布をかけて静かに出て行った、と後程聞いた話である。
気付いた俺は、人間界本家にあるベッドで寝ていた。多分愛紗達が運んでくれたのだろう。起き上がると、外はもう夜になっていたから部屋にあるシャワーを浴びて着ていた戦闘服から部屋着に着替えてリビングに行く。サーゼクス達がいたので、俺に気付いたアザゼル達が近寄ってきた。
「やっと起きたか一ちゃん。もう起きてこないかと思ったぜ」
「しょうがねえだろう。こっちはまともに寝てなかったし、そっちはいいがこっちは人間だ。眠いに決まってるじゃないか」
「それはそうですが、お酒飲みましょうよ一誠さん」
「ああミカエル。コップをくれサーゼクス」
「乾杯しよう。ミカエルにアザゼル」
『かんぱーい!』
寝起きの酒は美味い、サーゼクスと話をしてたらどうやら尋問と言うO・HA・NA・SIを済ませたらしいな。どういう尋問だっ
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