停止教室のヴァンパイア
戦後処理×勝利の宴
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。お食事を運んで来たようですね、一誠様は座っていて下さい。私達で配りますから」
俺が運んできたワゴンを、グレイフィアに引き継いでリアス達に食事を配り始めた。桃香・朱里・華琳も配り始めたので、俺は近くにある椅子に座って様子見。次々と運んで行ったから流石グレイフィアだな、と思いながら見ていたらリアス達と目が合った。
リアス達は、顔を曇らせながら配られた食事を食べていた。全員輸血と点滴をしていたが、見た目はもう大丈夫だろうが内心はまだかな?と思いリアスに近づいた。
「やあリアス。敗戦してどうだった?俺の許可無しに戦った感想は」
しばらく無言だったが、代わりに小猫ちゃんが答えてくれた。ちなみに黒歌は小猫ちゃんに食事を食べさせていた。
「・・・・強かったです・・・・戦って後悔しました。・・・・どうして一誠先輩の許可無しに戦ったんだろうと・・・・でもリアス部長とソーナ会長は私達なら勝てると言って私達を連れて・・・・そして戦いました」
小猫ちゃんは、下を向きながら話してくれた。小猫ちゃんの元へ向かい頭を撫でた、小猫ちゃんは、一瞬ビクッとしたが撫でると途端に頬が赤くなっていた。
「お前らは悪くない。そこにいるリアスとソーナが悪いからな、歩けるようになったら反省文を書かせる。それとちょっとした罰金をもらわないと、俺らは気が済まないからな。リアスとソーナ以外全員不問とするが、お前達は『王』に従っただけだ」
俺が罰金の事を言うとグレイフィアが反応した。リアスとソーナもな、許可なく戦闘開始したんだ。それ相応のを貰わないと俺の気が済まない。
「罰金とはいくらくらいでしょうか?」
「リアスとソーナを合わせると1億かな、片方5千万と考えるが。お前ら個人で払える額ではないと理解しているが、こっちは軍人で多額の額を使ったから当然だと思うぜ」
俺が億と言ったらリアスとソーナは固まり、下僕達は騒然していた。学生では有り得ない額だったが、こちらは大人だ。それに弾一発いくら掛かってると思っているんだこいつらは?対人戦用じゃなくて、対ドウター戦用だから高い弾を何万発も撃ったんだ。医療費込で輸血代とか回復代と消費税とかな。
「それは冗談では?」
「冗談言ってる程、面白く言った訳ではないぞ。サーゼクス」
いつの間にか病室内にサーゼクスがいたから、俺は気にせず答えた。対してリアス達は驚いていた。
「お、お兄様!」
「やあリアス元気そうで何よりだ。尋問と言うO・HA・NA・SIが、あるから覚悟しといてくれたまえリアスとソーナよ」
サーゼクスは、笑って言ったが目が笑っていなかった。怖ええよサーゼクス。気になったが、O・HA・NA・SIって何だよ。ツッコミ入れたいが、話が脱線しかけたので俺が元に戻した。
「
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