停止教室のヴァンパイア
対ドウター戦(1)
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丈夫ですよ。こっちに、黒神眷属の四人が来てくれますから大丈夫ですよ」
「その四人の名前は?」
「二人は真名だから言えませんが、張飛様と馬岱様です。それと徳河吉音様と徳河詠美様です」
「張飛と馬岱って三国志の名じゃない。それは偽名では?」
「本当ですよ。何でも隊長が、別世界から連れ出したと言ってましたからね。その世界は、破滅世界になったらしいから保護したと」
私達は信じられない事を聞いた。張飛に馬岱とは三国志の人名、この御方達が嘘を仰ってる訳ではなさそうですね。窓から悲鳴が上がりましたが、それを見たらドウターがこちらに近付いて来たので、私は窓を開けようとしたが通信隊員に止められました。
「大丈夫ですよ。この旧校舎には結界が張ってあるので」
結界?この付近には張られてない、と言おうとしたら一体の小型ドウターが旧校舎に向けて攻撃してきたが、何と金色の結界に守られていた。攻撃が止むと結界は消えて、代わりに屋根にいる隊員達が攻撃してドウターは砂化した。
「これは一体?」
「バケモノが撃たれたら砂化になった?」
「・・・・どう言う事でしょうか?」
グレモリー眷属とシトリー眷属は、皆さんの頭上に?となっていたので質問に答えたのは通信隊員。
「あの結界は、攻撃した瞬間しか発動しないようにしてある。現に俺達がここにいる、という発動条件でもあるからな。俺はレイと言う、よろしくな。ドア付近にいるのはチェインだ、よろしく頼む」
レイと言った通信兵は、一応私達に自己紹介してくれた。
「レイさんと言いましたわね。あれについての説明もよろしいかしら?」
「確か君は姫島朱乃と言ってたね、朱乃さんとでも呼んでいいかい。ドウターについての質問?」
「ええ、朱乃でよろしいですわ。年上のようですし、ドウターについて説明して下さらないかしら。私とリアス部長と祐斗君と小猫ちゃんとソーナ会長以外は、知らないようですので」
「じゃあ朱乃と呼ばせて呼ぶよ。隊長も呼び捨てだったし、ドウターに関して説明しましょう。簡単に言うと、ドウターは破滅させる化け物だ。君達で言う使い魔って言った方が良いかな?はぐれ悪魔曰くはぐれ使い魔と言った方が分かりやすいかな。これでいいかい朱乃?」
「ではどうして殲滅するのかをご説明をお願いしますわ」
「ああそっちか。そっちに関しては、隊長から聞いた方がいいかもしれないよ。俺からではなく隊長にね。ちなみに先程の暴言だけど、別に謝罪はしないし俺達は君達より年上であり、隊長も君達より年上だろう?言う事は聞いた方が身の為になるよ」
確かに、一誠様は私達より年上だ。一誠様は三大勢力戦争前から生きていると聞いていますが、小型ドウターが大量に来たので屋根上にいる射撃班が攻撃してい
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