第四十八問二学期本格始動
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体育祭が終わり僕達はいつもどうりの学校生活を送っていた。二学期が始まって二週間、いよいよ来週から試召戦争が解禁される。それに向け雄二も作戦を練っている。そんな中なぜか僕だけがババァに呼び出されていた。
「来ましたか吉井君」
ババァの部屋に行くと顔の整った人がいた。先輩かな?
「初めまして私は高城雅春と申します。今回あなたをここにお呼びしたのはこの学園に新聞社からの取材が来てまして」
同じ頃Fクラスでは普段どうりのHRご行われていた。
「失礼します」
そんな中一人の女子生徒が入ってきた。皆が一斉にその女子生徒を口説こうとした瞬間、その女子生徒からとんでもない事が告げられる。
「私はCクラス代表の小山友香、あなた達Fクラスに試召戦争を申し込みます」
「へぇー、わざわざ代表が宣戦布告に来るって立派な事だ。何が目的だ?」
「Bクラスよそのためにもまずあなた達を味方につけたいの。分かるわよね?坂本くん。開戦は来週の朝10時からよ」
それだけ告げると小山はFクラスを出ていった。
「お前達に悪いがこの戦争のことを吉井に伝えないでくれ。アイツが戦争に参加すると学園にとってまずいことになる」
「まずいこと?」
「今学園に新聞の取材が来ていてな、何故か向こうは吉井を指摘してきたんだ。取材は月曜日にあるから吉井を戦争に参加させて欲しくないんだ。その代わり今日の授業は全部戦争のことに使ってもいい。作戦を練るもよし、勉強して点数をあげても、操作の練習をしてもいい」
明久はFクラスが戦争をしていると知れば取材を抜けて戦争に参加するだろう。そうなれば学園が世間から叩かれる可能性がある。鉄人から事情を聞いた雄二達は鉄人の条件を飲みすぐ準備に取り掛かった。
Fクラスが戦争に向け準備をするなか須川は一人教室を抜け出しトイレに来ていた。個室に入るとネクタイピンを取り外し耳に装着する。
「俺だ。今大丈夫か?」
『ああ、高橋先生の授業だ。簡単にはバレない』
「ならいい。お前の言うとおりCクラスが宣戦布告してきた。ここから俺はどうすればいいんだ?」
『今日の午後六時写真をお前の携帯に送る。それをクラス中にばらまき開戦当日にクラスから雄二における信頼を全て消せ』
「おい、そこまでやるのか?それはやりすぎなんじゃ………」
『何もずっと信頼を無くさせる訳じゃない戦争中だけだ』
「………分かった成功したら約束通り頼む」
『ああ、聖典十冊だろちゃんと用意する』
「そろそろクラスに戻るまた後でな一真」
???
とある建物の中会議室のような場所に八人の男が集まっていた。
「なんでここに集めたん?久保山」
「吉岡先生が俺らは例の戦争別動隊として動けって」
「別動隊ってめんどくさない?」
「仕方ないですよ長岡先輩俺ら吉岡先生のお陰でこの部活を続けれ
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