『神様』
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真っ白な壁を真っ黒に塗り潰したい衝動。
真っ青な空に亀裂を走らせたい衝動。
美しいものを汚してしまいたい。
其れほど美しいものが憎い。
毎日が理不尽に抑圧され葛藤続きで、壊れてしまった。
イカレてしまった。
狂い暴れては止まらなくなった。
そんなときに現れたら神様だと思うよね?
救われてしまったなら命捧げるなんて簡単だよね?
けれど、恩返しは永遠にできなくなってしまった。
神様も死んでしまうんだと解ったんだ。
...神様なんかじゃないこと。
神様は居ないってこと。
本当は解ってた。
解ってたよ...
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