自己紹介
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は凄かった。
…アリスも (血を吸われて)悶えていたしな。」
「ちょっとフォルツ!」
「「…??そこまで行ってるんですか??」」
「ああ、 (吸血鬼だから)当然だ。」
ルスティグとクローバーが真っ赤になってそれを聞いてニナは面白いオモチャを見つけた様にニヤニヤして。
「(あー勘違いって面白い♪面白いから黙っておこう♪)」
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「それでは、自己紹介をしましょう。俺はルスティグ。ここの大学の教授です。専攻は魔法科学と薬学。よろしくお願いします。」
「私は助手のクローバー!クラブと呼んでもいいよ!」
そうやって研究室の主達は礼儀正しくお辞儀してきた。
それは礼儀作法が整っていた美しい礼だった。
「フォルツ・レープリカだ。」
「アリス・スタライズです。」
「ニナだよ〜!」
こっちはアリス以外礼義もへったくれもない三者三様の礼をする。
アリスは礼儀作法通りに、フォルツはただそのままつっ立ちながら、ニナは前足を振りながら。
「この研究室は自由に使ってもらっても構いません。ただ道具を使うときは、俺の許可を取って下さい。
それとこれから貴方達の宿舎を紹介します。
その後に施設も案内しましょう。
…いや、やっぱり施設からの案内にしましょうか。」
そう言ってルスティグはさっと外に出ていこうとするので慌ててアリスは質問をする。
「ちょっと質問していいですか?」
「はい?なんでしょう?」
「この部屋の中にある物で危険な物はなんですか?」
「そうですね…。」
ルスティグはそう言ってとある瓶を取り出す。その瓶の中には綺麗な蒼い色の液体が入っていた。 それを見てアリスはボソっと。
「…綺麗。」
「綺麗ですがこれは毒です。」
ルスティグはまるで魔術師の様に瓶をみせつける。その毒はまるで聖水の様に清く美しい色使いだった。
「これが?」
「ええ、『飲んだ者を封印する』毒です。これを飲むとどんな人もたちまち封印されます。」
「…!」
「私の自信作です。」
アリスが驚く中、そう言ってルスティグは瓶を懐にしまう。そう言ってニコリと微笑む。
どうやらかなり危険らしく取り扱いに細心の注意を払っていた。
「さて、話もそろそろに…。少し大学を案内しましょうか?」
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