停止教室のヴァンパイア
プール開き×再び白龍皇現る
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
たが、発砲前に二人とも手が震えていたが、相手は白龍皇だからな。
「赤龍帝の言う通り、俺はただこの学び舎を見ていた所だ。この前、コカビエルを運ぶ為だけに来たが中々良い学び舎だと思ってね。アザゼルの付き添いで来日したのさ。ただの退屈凌ぎではあるが、ここで赤龍帝とは戦わない。俺もやる事が多いんでね」
「ところでヴァーリはどのくらい強いんだ?これは俺の名刺で携帯番号も載ってるからな」
「貰っておこう。強さに関しては俺が聞きたいくらいだが、一番は君だと思うけどね。この世界は強者が多いが『紅髪の魔王』と呼ばれるサーゼクス・ルシファーでさえ、トップ10には入らない。この話は置いておいてさっさと出てきなよ、リアス・グレモリー」
ヴァーリが視線を俺の後方に向ける。それを追うと部長が立っていたが、部長周辺にはアーシア、朱乃、小猫ちゃんもいたがアーシア以外は臨戦態勢になっていたが、俺が手を伸ばして止めた。
「白龍皇、何のつもりかしら?貴方が堕天使と繋がりを持っているなら、必要以上の接触は・・・・」
「『二天龍』と称されたドラゴン『赤い龍』と『白い龍』過去関わった者は、碌な生き方をしないが今回は面白そうだな」
そう言い残した後、この場をあとにして行く。拳銃をしまって緊張を解いたが、皆はまだ緊張の糸が取れない。祐斗とゼノヴィアは臨戦態勢を解いた。先に家に帰ったが、俺は白龍皇の事について考えていた。
『相棒の考えはアルビオンとの戦いか?』
『それはそうかもしれんが、赤と白は宿命という感じでお互い戦い合ってきた。だが今回は違うぞ、何しろ俺は白龍皇を仲間として迎えて上げたいからな。ルシファーとヴァーリとの関係を見てからそう思った』
『俺達が出会うと覇龍やらを使い、どちらかが滅ばない限り戦ってきた所謂ライバルだ。戦い合う運命というのは、変わら無さそうだが現赤龍帝は他の相棒とも違う。何せ俺の肉体を創った後も、神器が使えるというのは初めてだぜ』
『過去に宿した残留思念らは、運命に従って赤と白との因縁だったが今回でもう終わりとなる。俺は宿命から共存という事にしたいが、今はまだその時ではない』
『ま、俺達二天龍とかつては六大龍王が恐れたという創造神黒鐵が相棒ならば、赤と白との共存というのも面白そうだ。俺もアルビオンもそろそろ戦い飽きたと思うが、その前に真龍と龍神も仲間にする計画も面白そうだと思うぜ』
そう考えながら、俺は寝てしまった。だが赤龍帝と白龍皇との因縁という鎖から解放したらどうなるかは、俺でさえ分からないが何時か叶えたいと思っている事が一つある。創造神黒鐵と赤龍帝と白龍皇の力が一つになれば、覇龍を超えた覇龍以上になるかもしれないからだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ