暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第4話 怒れイッセー!エクソシストとの戦い 
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すると更に血の匂いが強くなってくる。


『ん?おい、相棒。見ろ、扉が開いているぞ』


 ドライグが指摘した通りその家の玄関のドアは半開きになっていた、こんな深夜に何故…


『これは相棒の言う通り何かあったのかも知れんな…ってオイッ!』
「何だよドライグ…いきなり叫ぶなよ…」
『何普通に入ろうとしてるんだ、少しは警戒しろ!』
「分かってるって…」


 ドアの隙間から中を確認して辺りに気配がないか探りながら中に入る。少し奥に入るとリビングがあった、テレビやソファーなどが置いてある、どこにでもある普通の光景だな…!


 …俺は一瞬息を詰まらせてしまった、壁に貼り付けられた男性の死体…それも上下逆さまにだ。ズタズタに斬られており腹から内臓が出ている。


「…えぐいな」


 死体は逆十字の形で壁に貼り付けられていた、それも釘でだ。両腕や両足、更には心臓の辺りにも太い釘が刺さっている。明らかにまともな人間がすることじゃない。


「何か壁にかいてあるぞ、これは…」
「『悪い事をする人はおしおきよ!』って聖なる言葉を借りたものさ」


 背後から声が聞こえ俺は振り返る、そこには白髪の男がいた、外人らしく年は俺よりちょっと上くらいか?神父の格好をしているがその易たる所に血が付着していた。


「んーんー?なんだいなんだい?どーして一般ぴーぽーがいる訳?僕チンわかんなーい♪」


 ゲラゲラと笑いながら訳の分からない事を言い出す、何だコイツ…


「俺はエクソシスト〜♪糞なデビルを切り殺し〜♪悪魔の首を切り捨てて〜♪血の雨を浴びるのさ〜♪っと言うわけで自己紹介!俺はフリード・セルゼン!趣味は悪魔殺し!とある悪魔祓い組織に所属してる末端でごぜーますよ!以後宜しく〜♪まあキミとはもうすぐイナイイナイばいちゃ!だけどね〜」


 …間違いねえ、コイツイカれてやがる、それに悪魔祓いって…教会の関係者か!


「おい、フリードといったか…お前がこんな事しやがったのか?」
「イエス!Exactly!!だって悪魔を呼び出す常習犯だったらしいし〜、俺が正義の制裁を加えてやったのさ!」
「正義だって?こんなイカれた殺しがか?ふざけんなよ」
「はあ?なんなのお前?そのカスもしかしてお知り合いでしたか〜?そりゃ悪い事しちまったナッシング!」
「知り合いじゃねえよ、俺は唯…命を貶す奴が大嫌いなだけだ」
「そっすか。遺言はそれだけかな〜。いやあ、キミも運がなかったね〜、これを見なきゃもう少し長生きできたのにな〜。慈悲深い俺が選ばせてやるぜ、バラバラ死体になりたいか、それとも銃弾たらふく喰って死にたいかどっちかな!」


 フリードと名乗った神父は懐から刀身のない剣の柄と拳銃を取り出
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