停止教室のヴァンパイア
不穏な空気×アザゼルとの観光
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「それについては、昨日娘と主人から話は聞きました。主人も無茶を言ったようでしたが、出来るだけ朱乃と一緒に居たいという気持ちは昔と変わらずでしてよ」
「お父様はまだ私が生まれる前には、出来るだけ一緒に居る時間を無茶してまで作ろうとしたとお聞きしましたから」
まあ俺もそう何だが、奏と離ればなれだとそういう気持ちは理解してしまう。そう思ったらアザゼルと護衛役のバラキエルが出てきた、アザゼルはいつも通りの浴衣だった。それも外出用ので、もうそろそろ夏になるのかなと思ってしまうくらいだ。シェムハザは既にグリゴリ本部へ戻って、コイツの代わりとして仕事をしているんだとよ。
「待たせたな、一ちゃんに朱乃。それとまさか朱璃さんまでいるとは思わなかった」
「いつも主人がお世話になっていますわ。お返しとして、一誠さんと案内をさせてもらいますわ。アザゼル」
「という事で車に乗ってくれ、お前の行きたい所をリストアップしといた。まずは娯楽施設でも行こうか」
コイツの行きたい所は、昨日アザゼルから聞いているからだ。全員車に乗ったので、俺は発進させたがアザゼルとバラキエルはリアス達にバレないようちゃんと擬態してる。遭遇しても可笑しくないかもなので、俺からの注文である。最初に向かったのは、駒王町で一番大きなゲームセンターに行った。俺は学生姿ではなく私服だから問題ない。
「ここが、この町でも大きなゲーセンか。一度こういう所は行ってみたかったんだが、仕事ばかりだったのでな」
「さっさと入ろうぜ、お前がやりたい様々なゲームがあるからな」
そう言って俺らは夜まで楽しんだ、バイクレースにカーレースを模したゲームに格ゲーを楽しんだ。夜になったら、学生はこの時間は居てはいけない時間だったので姫島家族を先に家に帰らせた。朱璃の目的は、家族団欒とした事だからな。アザゼルの護衛は俺に一任されて、シューティングゲームや色々なゲームをやっていく内に夜になった。
「ふう〜半年分ぐらい楽しんだぜ〜」
「こんな時間までやる奴は余りいないぞ?で、次はどこに行くんだ。この時間だとカラオケしかない」
「お、カラオケか。いいねぇ〜、って姫島家はどうした?」
「こんな時間まで子供は居られない時間なのでね、朱乃達は家に帰ったよ。あいつらはこんな所にいるより、家族団欒ムードの方がいいとの事だ。お前の護衛は、俺だから文句ないだろう?」
朱乃とバラキエルの目的は、朱璃さんと一緒に居られる時間がないので最初だけは俺らとの行動になるが、この時間になると自動的に帰らせた。朱乃の契約主はバラキエルだからな。その後カラオケでのフリータイムで、歌いまくり初日終了。二日目は駒王町の観光スポット案内となったが、夜になると釣りをしたいとの事なので一緒に海釣りす
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