停止教室のヴァンパイア
不穏な空気×アザゼルとの観光
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「お構いなくですわ、アザゼル様『バラキエルの娘だから呼び捨てで構わんよ』ではアザゼルとお呼び致しますわ」
俺の隣に座った朱乃だったが、バラキエルが運んできたジュースを飲みながらバラキエルは朱乃の隣に座った。そんで俺を呼んだ内容を知ったが、俺的には傍迷惑な事だと思った。それとシェムハザはアザゼルの隣に座っていた。
「一ちゃんを呼んだのは他でもないが、駒王町の詳細な場所を一ちゃんと一緒に歩きたくてな。そしたらバラキエルが朱乃を呼びやがったから、だったら一ちゃんも一緒と言う条件を出したのさ。いつもだと人間界本家だけだろう?」
「つまり俺を呼んだのは、この辺りである駒王町の案内係を頼んできた訳か。リアスが二〜三日、内偵調査しろと言われたから何だよと思った」
「それに関しては、私から謝罪をしたいくらいです『お前はいつもこのバカの苦労してるんだな』いきなり総督自らここに住むと言い出したのですからね、ここはグレモリーの管轄だと理解していながらですから」
シェムハザは相当苦労している様子が、よく伝わってくる。しかもここには総督・副総督・幹部が、勢揃いしているんだから驚きだ。堕天使トップが俺の目の前にいるが、俺の前に酒を出されたから飲んでいたけど、しばらく観光をしたいようだとシェムハザが言っていた。
「俺らがここで会談をするのはもう聞いていると思うが、俺達はここをよく知らない。そこでしばらく一ちゃんと朱乃を案内係として呼んだんだからさ、そのハリセンをしまってくれよ?」
「全く俺より朱乃の営業妨害をしていると思われるが、朱乃は単に父親と一緒に居られる時間がないからか?」
「そうですわよ?だからリアスにはこの事をまだ黙っていますの、一誠さんとお父様と一緒ならどこへだって行きますわ」
「これについては私から頼んだから、アザゼル様のお咎めは無しにして下さい。娘と少しでも居られる時間が欲しかった訳ですから」
なるほど、そういう訳ならしょうがないか。バラキエルは、人間界の家と冥界堕天使領に行ったり来たりの繰り返しで、しかも前線タイプの幹部だからかもしれん。という訳で、今日は明日のスケジュールを組んでから、俺は朱乃を旧校舎に戻して家に帰った。明日からやる気しないが、これも仕事だと思いながら帰宅した。
昨日のスケジュール通りにしてから、朱乃と俺はアザゼルのマンション前に来ていた。平日は学校がある為、観光は放課後から深夜までとなり俺は三大勢力とは顔パスで通れるもんだ。朱乃も一緒に来たが朱璃さんまで来ていた。昨日の話をしたら、朱璃さんもこの辺り周辺は詳しいからか案内係を一緒にやる事となった。
「それにしても、朱璃さんと朱乃が並ぶと姉妹にしか見えんな。親子とは見えない程にだがいいのか?アザゼルの案内係をする訳何だが」
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