停止教室のヴァンパイア
不穏な空気×アザゼルとの観光
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ら朱乃だけでは話にならなくて来た訳なのよ」
「何となくだが話は見えてきた。で、そいつはどんな要望で俺を呼んだんだ?俺の知り合いらしいが」
「それについては、私と一緒に来てくれれば分かりますわ。さあ一緒に行きましょうか『転移魔法陣じゃないのか?』契約主からのご所望なのですよ」
「という訳で、一誠に内偵調査をお願いしてもよろしいかしら?朱乃とワンセットじゃないと契約破棄すると言われているから」
内偵調査、ねえ。何だか嫌な予感しかしないが、内偵調査は今日の放課後から二〜三日の放課後から深夜までその契約主の正体を暴いて欲しいと言われた。俺は、旧校舎を出てから朱乃と俺に発信器や盗聴器が仕込んでいないかをチェックした。朱乃の使い魔も、しばらく出さない事を条件にしてバイクのヘルメットを被って契約主のマンションに向かった。
「旧校舎から離れたからいいとして、契約主が誰なのか分かった気がする」
「ごめんなさいね、わざわざこうしたのはお父様の願いでもあるのだから」
「やっぱ相手は、アザゼルか?」
「はい。ですが召喚して呼ばれた時は、目の前にお父様が居ました時は驚きました。契約主がお父様だと知った私は、リアスに隠して貴方を指名するようリアスに進言したのですわ」
放課後の道をバイクで進んでいくが、やはりというかアイツかと思った時は何用だ?いつも会っているんだから、俺の家に来いよと言いたいくらいだが、恐らくリアス達を怒り心頭にさせたいのか?それとも驚かせたいのかなと思った。アイツがいるマンションに到着して、バイクを駐輪場に置いてから朱乃と共に契約主がいる部屋に行った。
「こちらですわ」
「如何にもアイツが住んでるという勘がビンビン来るわ」
扉前に到着した俺ら、周辺に監視がいないかどうかを確認してからインターホンを鳴らした。出たのは姿を隠していたシェムハザとバラキエル。ドアを開けた後、入ってから鍵をかけてから防音結界を張ったけどな。
「シェムハザとバラキエル、これは何の冗談だ?」
「おやおや、やはり一誠さんには一発でバレましたか『当たり前だ。俺を何だと思っているんだ?』伊達にアザゼルと盟友やってれば、自然と分かる事でしたね」
「あははは、やっぱバレましたか。話の続きはこちらで・・・・」
姿を現したのは、一見若者に見えるが擬態前となった副総督シェムハザと朱乃の父親であるバラキエル。リビングに行ってからしばらく経つと、酒と氷を持ちながらこっちに来た浴衣を着ている外国人風、でも俺はすぐにコイツが誰なのか分かったのだった。
「そんなのでは、擬態していないぞアザゼル。擬態すんなら、堕天使の力や風格も封じないとな」
「やっぱ一ちゃんにはバレたか、まあ座っていろ。朱乃はジュースで構わんか?」
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