第17話:吸血鬼の花園
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が、
「ツヨシ君、あなたはいいわ。ここは女の私に任せて頂戴!」
アンヌはツヨシを作戦室に残そうとしたが…、
「い、いや、俺もアキが…、し、心配で…。」
何故かツヨシも顔がいきなり紅く染まり、その場に倒れ込んだ!
「ツヨシ君?ツヨシ君?起きて!」
アンヌがツヨシに駆け寄って起こそうとしたが、ツヨシもアキと同じく、気を失ってしまった。
「誰か?誰か?担架を!」
今度は突っ立ったままの三太夫が担架の要請をした。
原因不明の高熱により、隊員2人も倒れたことを深刻に受け止め、アンヌと三太夫がそれぞれアキとツヨシの看病をした。
「し、しかし、何故…?」
すると、今度は三太夫も同じ症状で倒れた!?
「な、何!?何で急に3人も?」
異常な状況に戸惑い、狼狽するアンヌの側で、アキがむくりと起き上がった。
「あ、アキちゃん?大丈夫なの?…ッ!」
アンヌは驚いた!
起き上がったアキの表情は先程とは正反対で、驚くほど青白く、精気が失せたような顔であった。
「…ち、…ち。」
「えっ?なんなの?」
アキが小声で呟いた。
アンヌが聞こうとしてアキの方に身体毎傾けた瞬間!
「血をくれぇええええええ!」
「キャアアアアア!」
アキがいきなりアンヌを尋常じゃない力でアンヌを抱きしめると、アンヌの喉元に噛みつき、アンヌの血液を吸い出した!
「ア、アキちゃ、ん…ッ。」
ある一定の量の血を吸われて、アンヌはその場に倒れ込んだ。
「美味そうな熟女だな!」
「フフフ…。」
アキの他にもう一人、薄れゆくアンヌの視界の中に現れた!
(そ、そんな…ッ、ツヨシ君ま…、で…。)
アンヌの意識が途切れる寸前…、アキと同じ表情のツヨシが現れ、そこでアンヌの意識は消えた。
それから、入室禁止となった医務室内で、ベッドに寝かされ、隊員服のファスナーを全開にされ、赤い下着を見せるアンヌが、吸血鬼と化したツヨシとアキから全身を甘噛みされていた。
しかし、甘噛みと云えども、吸血鬼と化した2人にはそれ相応の牙が生え、アンヌの体中の噛み痕から血が滲み出ていた。
「うっ!や…、止めて…。ッ!」
血を吸われたアンヌは身体を自由に動かすことも出来ず、拷問に堪え忍ぶしかなかった。
そこに、2人とは違い、何故か執拗にアンヌの乳首とクリトリスばかりをしゃぶり尽くすのがいた?
(ま、まさか…ッ。)
アンヌがよく見ると、同じく吸血鬼と化した三太夫がアンヌの乳首やクリトリスを貪り尽くしていた!
(や、嫌っ、いやあああ!隊長にまでこんな事されたくない!)
アンヌは三太夫にまで弄ばれている悔しさから涙が溢れ出た!
その時!
(…涙!涙
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