月光校庭のエクスカリバー
最終決戦からの白龍皇×新たな仲間ゼノヴィア
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あるみたいだから。その時に、コカビエルの事を謝罪するかもしれない何て言われてるけど、一誠は何か知らない?」
「あの後サーゼクスに報告書を書いてから寝たが、そう言った事は聞いていないな。会談を開くから俺の力を貸してくれ、とサーゼクスに言われた」
三大勢力が集まる何て、あの戦争以来かもしれない。懐かしいが、俺は三大勢力の仲介役トップ、として出席する事になっている。
「私達もその場に招待されているわ。事件に関わってしまったから、そこで今回の報告をしなくてはいけないの」
部長の言葉に、俺以外の部員は驚いた。トップとの会談に招待されているから、緊張するだろう。
「それと一誠、お兄様から手紙を預かっているわ」
俺は手紙を読んだら、面白い事が書いてあったので苦笑した。手紙の中身は、三大勢力会談の出席に関してだったが俺と関羽・曹操・諸葛亮も出席してほしいと。それと一応ブラック・シャーク隊の手配を頼む、と書いてあった。確かにあの場には愛紗達もいたし、人間界本家に帰ったら聞いてみるか。
「一つ言っておく事がある。アザゼルは、神器コレクターでも有名な奴だ。アイツは、神滅具を持つ神器所有者を集めている。白い龍と言えば分かると思うが、白龍皇はグリゴリ幹部を含めた強者の中でも四番目か五番目に強いと聞いている。俺と同じく禁手化も出来るが、三大勢力トップの中でも年長者は俺であり最強の座も俺だ」
手紙をポケットにしまうと、ゼノヴィアの視線が俺からアーシアに移った。
「・・・・そうだな、アーシア・アルジェントに謝ろう。主がいないのならば、救いも愛も無かった訳だからね。すまなかった、アーシア・アルジェント。君の気が済むのなら、殴ってくれても構わない」
ゼノヴィアは頭を下げてくるが、日本風の謝罪だな。余り表情が変わらないから、どこまで本心は分からない。
「・・・・そんな、私はそのような事をするつもりはありません。ゼノヴィアさん。私は今の生活に満足してます。悪魔ですけど、大切なヒトに・・・・大切な方々に出会えたのですから。私はこの出会いと、今の環境だけで本当に幸せ何です」
聖母のような微笑でアーシアは彼女を許した。アーシアも元から優しいし、神の存在を否定されて一時的に精神の均衡が危なかった。
「・・・・クリスチャンで、神の不在を知ったのは私と君だけか。もう君を断罪する何て事は言えやしないな。異端視か。尊敬されるべき聖剣使いから、異端の徒。私を見る目の変わった彼らの態度は忘れられないよ」
その時、ゼノヴィアの瞳に少しだけ哀しみの影が映った気がした。
「では私はこれで失礼する。この学園に転校するに至って、まだまだ知らねばならない事が多すぎるからね」
ゼノヴィアは部屋を出ようとしたら笑顔でこう言った。
「
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