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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
月光校庭のエクスカリバー
最終決戦からの白龍皇×新たな仲間ゼノヴィア
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上、私の人生は破綻した訳だ。だが元敵の悪魔に降るというのはどうなのだろうか・・・・いくら相手が魔王の妹だからとて・・・・」

ゼノヴィアは思考の海に入ったのか、ぶつぶつと呟いて頭を抱え出した。アーシアみたいにダメージを受けるからな、今度ミカエルに頼んでみようか?イリナは、戦闘終了後の朝には回復していた。ゼノヴィアが、持っていた聖剣と合わせて五本のエクスカリバーとバルパーの遺体を持って本部に帰った。

統合したエクスカリバーを破壊したが、芯となっている『欠片』の状態で回収した訳だ。奪還任務は成功したが、芯があれば錬金術で鍛えて再び聖剣に出来る。だが同時にゼノヴィアは異分子になった、神の不在を述べたら何も言わなくなった。教会は異分子を異端を酷く嫌う。

例えゼノヴィアが、デュランダル使いでもすぐに切り捨てる事が出来る。アーシアと同じくだが、イリナはその場にいなかったから神不在も知らないまま帰国した。知ったら寝込む可能性が高い、彼女は信仰心が異常な程高い。

神がいないのなら、心の均衡はどうなっていたか。ゼノヴィアが、悪魔になった事をとても残念がっていた。何とも言えない別れだったらしい、次会ったら敵かもしれない。部員が全員揃ったので、部長が語り出す。

「教会は、今回の事で悪魔側・・・・つまり魔王に打診してきたそうよ・・・・。

『堕天使の動きが不透明で不誠実の為、遺憾ではあるが連絡を取り合いたい』

と。それとバルパーの件についても、過去逃した事に関して自分達にも非があると謝罪してきたわ」

あくまで遺憾だろう。基本的に敵同士だが、俺はどちらの味方でも無ければ属していない。

「しかし、この学び舎は恐ろしいな。ここには、魔王の妹がもう一名いるのだから」

ああ、セラフォルーの妹のソーナの事か。この学園は、サーゼクスとの援助して成り立ってるものだ。

「今回の事は、堕天使の総督アザゼルから神側と悪魔側に真相が伝わってきたわ。エクスカリバー強奪は、コカビエルの単独行為。他の幹部は知らない事だった。三すくみの均衡を崩そうと画策し、再び戦争を起こそうとした罪により『地獄の最下層(コキュートス)』で永久冷凍の刑が執行されたそうよ」

これでアイツは、二度と外には出てこなくなった訳だ。というか戦争起こそうとしていた、じゃなくて起こしてたけどもう戦争狂は懲り懲りだぜ。

「最終的には、一誠が介入して収めたカタチになってるわ。赤龍帝と白龍皇が揃った時は流石に驚いたけど、宿命対決になりそうだったわね」

禁手化してなかったとはいえ、赤龍帝は俺。神々の頂点である創造神黒鐵ではなく、人間として介入したから問題なさそうだった。

「近い内に天使側の代表、悪魔側の代表、アザゼルが会談を開くらしいわ。何でもアザゼルから話したい事が
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