暁 〜小説投稿サイト〜
IS〜夢を追い求める者〜
第1章:修正の始まり
第5話「思いのよらない再会」
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を言ってくる秋十君。そして、そのままマドカちゃんに対して構える。

「そんな武器を使った所で!」

「...せぁっ!!」

  突っ込んできたマドカちゃんに対し、きっちりとカウンターを決めた。

「ガッ....!?」

「....ふぅ...。」

  電気が流れ、マドカちゃんは気絶する。

「......はい、解除っと。」

  停止した打鉄にアクセスしてマドカちゃんを降ろす。

「あの、今の武器って...。」

「特別製の非殺傷ブレードだよ。念のために持っておいたんだ。」

  使うとは思ってなかったけど。







     パチパチパチ

「.....おみごと。」

  突然、この部屋にいる人物でない声が聞こえる。

「っ、誰....だ.....!?」

  その声に俺は振り向き、その人物を確認する。そして、驚愕した。

「さすが桜君と言った所か。」

「秋十も、随分立派になったわね...。」

「四季さん、春華さん....?」

  その人物は、千冬たちの両親だった。

【嘘.....?】

  通信で聞いていた束も驚いている。

「総帥!?なぜ、総帥がここへ...!?」

  隣ではスコール・ミューゼルが驚いていた。...え?“総帥”?

「なに、ここに侵入者が出たと聞いてね。興味本位で調べてみたらまさかの知ってる子だったからね。つい来ちゃったよ。」

「まさか組織に乗り込んでくるなんて、さすが束ちゃんと桜君だわぁ。」

  束がバックにいるの普通にバレてるし。相変わらず何者だよこの二人。

「あの....知り合いですか?」

「あー...っと....秋十君の実の親だ。」

「....えっ?」

  俺と二人を交互に見てくる秋十君。...ていうか、あの二人俺が以前会った時と全く見た目が変わってないんだが。10年以上経ってるんだぞ?

「...そう言えば、秋十が物心付く前に出て行ったのよね...。」

「あー...そりゃ、覚えていなくて当然か...。」

「えっ?えっ?」

  話が良くわからなくて混乱する秋十君。

「....一度ゆっくりと話すべきか。」

「桜君、束ちゃんをここに呼べるかしら?」

「えっ、あー...。【どうだ?】」

【一応行けるよ。】

「行けるそうです。」

  あ、でもユーリちゃんとクロエはどうするんだ?

【ゆーちゃんとくーちゃんも連れてくね!】

【えっ?あ、ちょ、束様!?待ってください!】

【ええっ!?なんですかこの人参型のロケットは...って、押さないでください!】

「........。」

  ....向こうで何
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