第1章:修正の始まり
第5話「思いのよらない再会」
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を言ってくる秋十君。そして、そのままマドカちゃんに対して構える。
「そんな武器を使った所で!」
「...せぁっ!!」
突っ込んできたマドカちゃんに対し、きっちりとカウンターを決めた。
「ガッ....!?」
「....ふぅ...。」
電気が流れ、マドカちゃんは気絶する。
「......はい、解除っと。」
停止した打鉄にアクセスしてマドカちゃんを降ろす。
「あの、今の武器って...。」
「特別製の非殺傷ブレードだよ。念のために持っておいたんだ。」
使うとは思ってなかったけど。
パチパチパチ
「.....おみごと。」
突然、この部屋にいる人物でない声が聞こえる。
「っ、誰....だ.....!?」
その声に俺は振り向き、その人物を確認する。そして、驚愕した。
「さすが桜君と言った所か。」
「秋十も、随分立派になったわね...。」
「四季さん、春華さん....?」
その人物は、千冬たちの両親だった。
【嘘.....?】
通信で聞いていた束も驚いている。
「総帥!?なぜ、総帥がここへ...!?」
隣ではスコール・ミューゼルが驚いていた。...え?“総帥”?
「なに、ここに侵入者が出たと聞いてね。興味本位で調べてみたらまさかの知ってる子だったからね。つい来ちゃったよ。」
「まさか組織に乗り込んでくるなんて、さすが束ちゃんと桜君だわぁ。」
束がバックにいるの普通にバレてるし。相変わらず何者だよこの二人。
「あの....知り合いですか?」
「あー...っと....秋十君の実の親だ。」
「....えっ?」
俺と二人を交互に見てくる秋十君。...ていうか、あの二人俺が以前会った時と全く見た目が変わってないんだが。10年以上経ってるんだぞ?
「...そう言えば、秋十が物心付く前に出て行ったのよね...。」
「あー...そりゃ、覚えていなくて当然か...。」
「えっ?えっ?」
話が良くわからなくて混乱する秋十君。
「....一度ゆっくりと話すべきか。」
「桜君、束ちゃんをここに呼べるかしら?」
「えっ、あー...。【どうだ?】」
【一応行けるよ。】
「行けるそうです。」
あ、でもユーリちゃんとクロエはどうするんだ?
【ゆーちゃんとくーちゃんも連れてくね!】
【えっ?あ、ちょ、束様!?待ってください!】
【ええっ!?なんですかこの人参型のロケットは...って、押さないでください!】
「........。」
....向こうで何
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ