019話
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ら植物のつるが凄まじい勢いで飛び出していく。
「えっぐいなおい……」
「そうか!外は寒いけどお腹の中は暖かいからアースビーンズは育ったのか!」
「だとしても、えぐいのぉ……」
コレッキオが蔓が邪魔して呼吸が出来ないのか徐々に意識が遠のいていきそのまま倒れこんだ。完全に気絶したコレッキオ、それを見たポズンは審判を下す。
「勝者、メル ジャック!!」
「やったぜジャック!」
「根性あるじゃない」
「流石は第二家来じゃ!」
皆がジャックの勝利を賞賛する中コレッキオは漸く意識を取り戻し立ち上がって戻るが其処には不敵な笑みを浮かべるラプンツェルが居た。
「解ってるねぇえ?じゃん、けん!ぽい!!」
自らの生死をかけたじゃんけん、結果はコレッキオがチョキ、ラプンツェルがグーであった。そしてコレッキオは自らの死を悟り、そのまま意識を失った。
「おい姉ちゃんこいつ気絶しやがったぜ、後でこいつ存分になぶって遊ぼうぜ」
「にゃはははあは!!いいねぇいいねぇ!流石は私の可愛い弟だぁそうだそうしょう!!」
一応生き残ったコレッキオだが待っているのは地獄、それがいいのか悪いのかはこれから決まる。
「あいつぅう!!今度は仲間をずっと苦しめる気かよ!!!もう絶対許さねぇ!!!!」
「頭に血が上りすぎよギンタ」
怒り心頭なギンタの肩を叩くドロシー、確かに彼女の行為は許す事は出来ないが怒りに任せていては戦いに勝つことは出来ない。
「そうだギンタ、次は俺が出るか?おいでてこいよ婆!!」
「ッッッ!!!!誰が、ばばあだってぇ………私はまだ29だよ……!!」
「嘘つけ絶対サバ読んでるだろ婆、出て来いよ糞婆!!」
「ッッッッッ!!!ジィィィィイイイクゥゥゥウウウウウウウウウウウウ!!!」
見事にジークの挑発に引っ掛かったラプンツェルは怒りのまま次の戦いに出ようとするが弟のギロムに必死に止められ怒りを納めた。結果的に次に出るのはアヴルートゥという男が出てくることになった。
「なんだ挑発に乗ってこなかったかあの婆、なら止めておこう。次誰が出る?」
「はぁ〜いドロシーちゃんが出ま〜す♪」
次にメルが選出したのはドロシー、ドロシーは歩いていくがその途中でジークに止められる。
「如何したのジーくん?」
「いや何……頑張ってくれドロシー、直ぐに終わらせたら何かご褒美用意するから」
「本当!?」
「本当だ」
「じゃあ約束ね!」
二人は小指を結んで約束をする、そんな光景を見たジャックは羨ましげに見るのであった。
「んじゃ5秒で倒してくるよ!」
ジークからのご褒美が出ると利いて俄然やる気を出して歩いていくドロシー、そして所定に位置に付くと早速あいてであるアヴルートゥが挑発してきた。
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