月光校庭のエクスカリバー
彼は至った×真実からの極秘事項発言
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いたので一誠君に頼んでここまで来られました。ただ一誠君が来るのに時間がかかるそうです」
「二体目のケルベロスが来るぞ!木場、お前はケルベロスの注意を逸らしてくれ。私が一撃を喰らわせよう」
祐斗は魔剣二本で立ち向かっていき、目を斬って注意を逸らす。その後、ゼノヴィアによる一撃でもう一体のケルベロスは、塵芥して宙へ霧散していった。リアスと朱乃による魔力で、宙にいる堕天使幹部であるコカビエルへ襲い掛かるが片手を前に突き出して防いだ。
「ふん、小娘が何人いようと私には敵わない。赤龍帝の力があれば、少し面白みがあったがな」
確かに俺が持っている赤龍帝の力を譲渡すれば、何十倍の魔力になるだろう。リアス達だけでは倒せないだろうが、その時バルパーに動きがあった。
「・・・・完成だ」
バルパーの声がして、校庭の真ん中にあった四本のエクスカリバーがあり得ない程の光を発し始めた。やっと一本になったが、俺の剣なら一撃で破壊出来るので俺が一から創ったエクスカリバーだろう。眩い光が終わった時、校庭の中央にあったのは青白いオーラを放つ一本の聖剣だった。
「エクスカリバーが一本になった光で、下の術式も完成した。あと二十分もしない内にこの町は崩壊するだろう。解除するにはコカビエルを倒すしかない」
あの光はこういう意味だったのか、こりゃ俺が行かないと不味い事となるな。人間である俺でも、創造神黒鐵である俺が簡単に介入する事は出来ない。遠隔操作でその魔法陣を無効化するか、と思った俺は空間から手を伸ばした。無効化した事でバレないようにその術式を破壊した。
バルパーやコカビエルも気付いて無さそうなので、二十分後になったら光り輝く事にしといて空間から手を戻した。映像を見ると魔法陣が光り出していたが、それは偽物だから心配はいらん。サーゼクスらが来てもいい状態にした頃、一本になったエクスカリバーをフリードに持たせた。
「フリード!」
「はいなボス」
暗闇の向こうから、白髪のイカレ神父が歩いてきた。
「陣のエクスカリバーを使え、最後の余興だ。四本の力を得たエクスカリバーで戦ってみせろ」
「ヘイヘイ。まーったく、俺のボスは人使いが荒くてさぁ。でもでも!チョー素敵仕様になったエクスなカリバーちゃんを使える何て光栄の極み、みたいな?ウヘヘ!ちょっくら、悪魔でもチョッパーしますかね!」
イカレた笑みを見せながら、フリードは校庭のエクスカリバーを握った。木場にゼノヴィアが話しかける所を見たので盗聴した。
「リアス・グレモリーの『騎士』である木場よ。共同戦線が生きているのならば、あのエクスカリバーを共に破壊しようじゃないか?」
「いいのかい?」
木場の問いにゼノヴィアは不敵に笑う。
「最悪、私はあのエクスカリ
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