月光校庭のエクスカリバー
フリード再登場×決戦前
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?つまりだ!俺を二人掛かりで倒した瞬間、満足な相手はいなくなるって事でございますよ!いいんかい?俺を殺したら満足できる聖剣バトルはなくなるぜ?」
フリードは挑発を言ってくるが、俺と木場は冷静になりながら相手を見ていた。俺は本気になると、周辺が吹き飛ぶから手加減いる。迷っていると、第三者の声が聞こえたので声が発した所を見た。
「ほう『魔剣創造』か?使い手の技量次第では、無類の力を発揮する神器だ」
「・・・・バルパーの爺さんか」
フリードの言葉に少し驚いたが、こいつがバルパー・ガリレイか。
「・・・・バルパー・ガリレイッ!」
憎々しげに木場は初老の男を睨む。
「如何にも」
男、バルパーは堂々と肯定した。あいつが木場の仇のようだな。
「フリード、苦戦中だな」
「爺さん、魔剣使い君はすぐ終わらせるがコイツが持ってる刀は何々だよー。斬っても折れねえぞ、あんなに細いのに!そればかりか速度が俺様より速いぜ」
「ふん。聖剣の使い方がまだ充分ではないか。お前に渡した『因子』をもっと有効活用してくれたまえ。その為に私は研究していたのだが、体に流れる聖なる因子を出来るだけ聖剣の刀身に込めろ。そうすれば速度や斬れ味が増すだろうが、それよりもあの刀は非常に興味がある。何しろエクスカリバー相手なのだが、折れないとはとても興味を持つな」
フリードが持つ聖剣の刀身にオーラが集まりだし、輝きを放ち始める!
「こうか!そらよ!」
フリードが持つエクスカリバーは、増々速度が出てきて木場は追いつかずに斬られそうになるが金色の結界によって守護され後退。俺は前進して吶喊したが、相手はそれ以上の速度が上がる。俺も負けてられないので、手加減と本気の中間まで行き速度を上げた。フリードが後退したので、俺も一歩下がる。
「今回は逃げさせてもらうぜ!次に会う時が最高のバトルだ!」
捨て台詞を吐くフリードだが・・・・。
「逃がさん!」
俺の横を凄まじいスピードで通り過ぎる者は、ゼノヴィアであった。フリードの聖剣と火花を散らす勢いのまま斬り込む。
「やっほー、一誠君。人払いの結界と、一誠君から貰ったお守りですぐ見つかったよ」
「イリナ!良い所で来てくれた!」
「フリード・セルゼン、バルパー・ガリレイ。反逆の徒め。神の名の元、断罪してくれる!」
「ハッ!俺の前で憎ったらしい神の名を出すんじゃねぇや!このビッチが!」
斬戟を繰り広げるゼノヴィアとフリードだが、奴が懐に手を突っ込むと光の球を取り出した。あれは逃亡用のアイテム、俺は咄嗟に拳銃を取り出してフリードの背中に発信機を付ける事に成功。発信機は魔力で透明に出来るので、バレる事はない。
「バルパーの爺さん撤退だ!コカビエルの旦那
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