月光校庭のエクスカリバー
フリード再登場×決戦前
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お守りは対聖剣戦用として効果は絶大だ。効果は斬られそうになったら、いつでも効果が発揮する」
「こんな小さな物が、僕達を守ってくれるとは有り難いよ一誠君。さあフリード!僕が相手だ」
木場が一気に詰めていく。二刀の魔剣で、フリードを攻め立てていった。
「チッ!『光喰剣』だけじゃないってか!複数の魔剣所持、もしかして『魔剣創造』でございますか?わーお、レア神器持っているとは中々罪なお方です事!」
フリードのアホ野郎は、口調とは裏腹に随分と楽しそうだ。イカレた戦闘好きも相変わらずか!
「だが、俺様の持っているエクスカリバーちゃんはそんじょそこらの魔剣君では・・・・」
破砕音を立てて、木場の魔剣が二刀とも砕け散る!
「相手になりませんぜ」
「くっ!」
再び魔剣を創り出す木場だが、エクスカリバーの方が強力だ。今の木場なら、そんじょそこらの聖剣では折れないが、相手がエクスカリバーだから悪すぎる。
「次は俺が相手をするぜフリード!」
俺は再び、腰に帯剣してた刀を鞘から抜いてフリードに向かって行く。剣と剣が火花で散るが、こっちは本物のエクスカリバーだし、七本の内の一本とかでは負けてられないんだよ!一歩後退してから、電光石火で斬りつけた。エクスカリバー同士だが、相手はただの刀だと思ってるから俺が持つエクスカリバーとは思わないだろう。赤龍帝の籠手で、譲渡した力を刀に送る。
『Transfer!』
「へえぇぇぇ。籠手の力を譲渡出来るんですかい。ドラゴン対エクスカリバーですかい!面白い勝負でざんしょ」
聖なるオーラ対赤龍帝の力、オーラは強くなるがこちらも強くなる。だが奴は段々と速度が上がって行くが、もしかしてあれは天閃の聖剣か?少し面倒だが、こちらも速度を上げようではないか。
「へえー、一誠君の剣は速いね。でもこちらも負けてませんぜ、何せ俺様の持ってるエクスカリバーは『天閃の聖剣(エクスカリバー・ラピッドリィ)』!速度だけなら、負けないんだよッッ!」
フリードの持つ、聖剣の切っ先が速くなったがこちらも負けないように追いつく。神速対神速なのか見えてない状況となっているが、人払いの結界とイリナ達に知らせといたからそろそろ来る頃だろう。
「一誠君、僕も手伝うよ・・・・速度では『騎士』として負けてられないからね」
「どうやらそのようだ木場。挟み撃ちするから、上手くやれよ」
挟み撃ちで斬るが、中々素早くて倒せない。二体一なのにこいつは強いが、タイマン勝負だったら俺が勝っている。魔剣の硬度が、聖剣エクスカリバー相手なので斬ろうにも破砕音を立ててしまう。創り直しては、すぐ折れるが本来なら硬度は俺並のはずだがどうやら木場は焦っていると見た。
「他の使い手さんより俺様の方が強いんだぜ
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