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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
月光校庭のエクスカリバー
聖剣への想い×教会側と悪魔側との仲介
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返すから、散々実験を繰り返され自由を奪われ、人間ではなくただの実験動物のような目で見ていた。

『それが聖剣計画と言われた非人道的な計画の全貌か』

『そう言う事だドライグ。被験者達は皆、夢が有り生きていたかった者や神に愛されていると信じ込まされて、ひたすらその日が来るのを待ち焦がれたのさ』

『特別な存在になれると信じて、聖剣を使える者になれるとずっと悪さをした大人に仕込まれたのか』

『そう言うオチであるが、毎日聖歌を口ずさみながら過酷な実験に耐えてきた結果が処分となった。聖剣に対応できないだけという理由でな、木場以外の者は死んだし殺されてた。神に仕える者として、誰も救いの手が差し伸べる事はなかった。少年少女達は生きながら毒ガスを浴びて、一気に処分しようとする大人がいた。「アーメン」と言いながら殺人を犯した輩だ』

『毒ガスとはな、血反吐を吐きながらもがき苦しむだろう。だがあの「騎士」は研究施設から逃げ出したんだろう?毒ガスは体の中を蝕みながら、生きる希望を探していたんだろう。能力が平均以下の被験者は用無しとして処分されたが、偶然にもリアス嬢に会ったと聞いたが』

『ああそうさ。木場が死ぬ寸前、イタリア視察に来ていたリアスと出会った。同志達の無念を晴らすのであれば、彼らの死を無駄にしないで今を生きていつかエクスカリバーよりも強い剣士となれ。とまだ俺が兵藤一誠と名乗る前の時だった』

ここではまだ話さないが、物語が良い所で進めばきっと木場がどういう状態で発見されたかはもう少し日付が経たないとな。俺とドライグが念話をしていた時、まだ小猫ちゃんと木場が会話していたので俺らは一旦人間界本家へ戻ろうと言った。そして作戦を立ててから、対エクスカリバー戦へ向けて俺達の戦いが始まった。
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