ドキドキ・リュウゼツランド 前編
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に着替えてきたのだ。やっとというわけのは俺が男子更衣室に入ろうとしたら係員に女の子と間違えられて止められたからである。だけどグレイさんとガジルさんが一緒に説明してくれて無事に着替えることができた。ガジルさんも意外と優しいんだな、人は見た目によらないな。
「にしてもでけぇな」
「人もいっぱいいますね!!」
いつもとあまり変わり映えのしない上に海パンも以前と同じ水色のものを履いているグレイさん。理由は単純、上半身裸で過ごしていることが多いため。普通水着になると露出が増えるものだがグレイさんに限ってはそれは当てはまらない。だっていつも下しか履いてないもん。
「おぉ!!あっち見ろよ!!面白そうなもんがあんぞ!!」
そう言ってグレイさんと同じく海合宿の時と同じ赤い海パンを履いたナツさんはどこかに向かって走り出す。俺が見た感じここにはウォータースライダーもあるし波の出るプールもある。それにさっき案内板を見たら水族館も備え付けられているらしく水に関係するものがなんでもあるみたいだ。水の滅竜魔導士としてはワクワクが止まらない!!
「ったく、イカレてるぜ」
そう言ったのはガジルさん。ガジルさんは黒い膝元まである海パンを履き、腰に手を当て走っていくナツさんを見ている。おおはしゃぎのナツさんとは対称的になんだか面倒くさそうな顔をしている。のわりにはちゃっかり一緒に来るところがガジルさんのいいところだと思う。
「ついたぁー!!」
「広いですね!!」
俺たちがリュウゼツランドの大きさに感心していると後ろから聞き覚えのある女性と女の子の声がする。そこにいたのはピンクを主とした星柄のビキニを着ているルーシィさんと緑色と薄い黄色のチェック柄の海合宿とは違うビキニを身に纏うウェンディ、そしてこれまた前回とは違い黄色いビキニを着ているエルザさんだった
「ん、ん〜!!気持ちいいなぁ」
エルザさんは大きく伸びをしながらそう言う。それにしてもルーシィさんもウェンディもエルザさんも新しいビキニを着てくるなんて・・・ありがとうございます。
「すごい!!夜なのにたくさん来てるのね」
「フィオーレでも有名らしいな、ここは」
「7年の間にこんなところが出来てたんですね!!」
3人はそう言いながら俺たちが集まっているところへと歩いてくる。するとその様子をミラさんと一緒に見ていたリサーナさんが素朴な疑問を呟く。
「エルザキズ大丈夫なの?」
「まぁ、エルザだし」
ミラさんはそんな疑問をエルザさんというだけで片付けてしまう。でも実際その通りだからなんとも言えない・・・
「お前も意外と回復力あるんだな、驚いたぜ」
「そうですか?」
グレイさんは俺の方を見ながらそう言う。俺とエルザさんは今日
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