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デュラララ!! cross,world≠異世界の狂者達の宴
汝、走れ。
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の笑顔で、悪魔の様な笑顔で。
「その幻想を――――――――――――」
「ぶち壊す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――――――――痛ってぇぇぇぇ。
アゴの辺・・・・・・痛いんだけど。鼻血、出てるんですけど?
記憶が飛んでるね。殴られたのかな?まぁ、シズちゃん以外の人間に殴られたのは確かだ。
シズちゃんの拳なら痛いじゃ済まないからね。そもそも痛覚を感じる以前の問題だと思うけど。
バランス感覚を失った体を動かし周囲を見渡すと―――――――――。
「あっりゃりゃ〜これはまた随分と派手な光景だねー」
瓦礫の山だ。うん、その言葉以外は当てはまらない程、周囲は瓦礫の山だった。
あぁーちょっと思い出した。確か、仕事の依頼でココに来たんだ。
なんの依頼だったかなーう〜ん思い出せない。
ポケットのスマホを取り出し今日のスケジュールを確認しようとするとーーーーーーーーーーーーあれ?スマホの画面バキバキってか壊れてるよ?ねぇ!?壊れてるよね!?
嘘だろ!?壊れてる!?マジで壊れてる!?
折原 臨也は嬉し半分最悪半分ハーフ&ハーフ状態で足元の瓦礫を蹴り飛ばした。
人生で初めてだ!こんな壊れ方するなんて!!!俺は付いてるぞ!うん最高だ!
と思いつつ・・・・・・最悪だースマホ壊れちゃってるよ。
損害賠償で訴えるよ。てか、中身のデータ大丈夫かなー中身さえ無事ならセーフだけど中身のデータもイカれてたらキレちゃうよ俺?
「まぁ、いいか」
とボヤいてると。
バキッ!!!!愉快な音は俺の目の前で響いた。
一瞬なんの音か、躊躇した。一瞬、目を疑った。現実を受け入れられず二度見、三度見すると折原 臨也は。
「はぁ?――――――――――はァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?」
携帯紛失だ。
完全な携帯紛失だ。中身以前の問題、スマホ自体の破壊を目の間で確認してしまった。
「いざやーくん」
小石をお手玉の様に空に浮かしつつ化物は歩き、声の覇気を高める。
「てめぇーのお陰でなーいざやーくん」
化物はサングラスを外しギラついた眼光を見せ付け、更なる追い打ちを駆ける。
「不良に絡まれたツンツン頭の糞ガキを助けるはめになったり。
タバコの自販機はぶっ壊れるし。てめぇーが操られたとか乗っ取られたとかで殺す機会をgetしたと思ったら助けたツンツン糞ガキ野郎に邪魔されるしなー全部てめぇーのせぇーだ」
「でも、あのツンツンやるな〜ノミ虫野郎をぶっ飛ばすとわな〜スッかとしたぜ。
って事でアイツの罪は帳消しだ。お前の罪は倍増だ」
なんて理不尽な世の中なんだろうか。
解ってるつもりだった理解したつもりだった。けど現実は非情だ
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