暁 〜小説投稿サイト〜
デュラララ!! cross,world≠異世界の狂者達の宴
汝、走れ。
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ん」
ゴミ虫野郎はガソリンの詰まったポリバケツを碁盤の頭上から垂れ流し、その場を去った。
「あぁ、そぉそぉ忘れる所だったよ」
ライターの火を付け、臨也は投げ捨てた。
燃える。燃える。燃える。燃える。燃える。燃える。燃える。燃える。
今回はつまらないゲームだったね〜次を期待するのも飽きた。
なら、まぁ、今回は俺自身を火種にするのも一興だね。
荒んだ池袋の空気は、最高だ!happy!good!Amazing!
さぁ、折原 臨也の選択は?
俺は、喧嘩が大ッ嫌いだ。
暴力もだ。強えぇ奴が弱えぇ奴を虐める所を見ちまうとアレだ。
イライラする。ぶっ殺したくなる。
俺は、暴力は嫌いだ。痛がる奴の面を見て楽しむ糞野郎どもは大ッ嫌いだ。
あと、イジメはイジメられる奴が悪りぃとか言ってる奴はクズだ。
結局、イジメてる奴の言い訳だ。正論は批判と周囲の言葉を逆手と使った奴の特権だ、糞野郎はその特権を意味不明な理由で発し弱えぇ奴を傷付ける。
ウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェ………………アイツ今度こそぶっ殺す。
ある意味正論、ある意味矛盾な平和島 静雄は裏路地を歩き、煙草を吸った。
ニコチン中毒者だな、俺。 あぁーイライラする。
壁をトントンと叩き、ストレスを発散する。
ガラガラッバキバキッバキバキ。
………………やっちまった。
壁は半壊した。ボロボロだ、元々ボロボロだった壁はひび割れ、ハンマーで叩かれた様な跡は痕跡が残った。
俺は、暴力を否定する。
でも、この現状を見れば、そんな言葉は否定されるんだろうな。
破壊は暴力じゃない。でも、破壊は悪だ。暴力は悪だ。
結果、平和島 静雄は『破壊』を恐れ、『破壊』は平和島 静雄を愛している。
心の底から、互を愛し合っているんだ。
「待てや!クソガキ!!!!!!!!!!」
うるせェなーイライラしてんだよコッチは。
裏路地の複雑な通路は音を反射する。
多少離れた場所でも、裏路地なら結構な距離まで響き、結構、俺のイライラをイライラさせる。
あぁ、奴ら知ってるかな?
人間って奴は怒ってる時より笑顔の時の方が、数段怖えって事をよー。
暇だー暇だー人間love過ぎる折原 臨也は2台の携帯を使用し、とある情報を集めばらまいた。
独自の情報網を使った情報拡散は日本中、世界中を駆け巡り、満面の笑みを見せた。
さぁ、さぁー情報は拡散するよ? 俺の手のひらで踊らされるか? 自分の手のひらで踊らされるか?
俺は後者だ、自分の作った舞台で踊るとするよ。滑稽なダンスをワルツと加えてね。
そろそろ約束の時間だ。
廃棄された建物の裏口から堂々と侵入する。
鼻歌混じりの上機嫌でゆらりゆらりと
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ