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Muv-Luv Alternative 士魂の征く道
第三九話 絆
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からこそ、どう戦いどう生きるかは自分で探して、決めて、歩いてゆかないとだめだ。
「私にそれを見つけられるでしょうか……」
「君ならきっと出来るさ。」
あの子が主と敬い。彼が妻にすると認めた女性である君ならば出来るはずだ。
「私、頑張ってみます。まずは忠亮さんともっと話をします。」
「ああ、頑張れ。」
凛としていて、陽性の気を秘める少女の決意の表情。
亡き義妹の成長を見守るような心境で、幼少のころを知る少女の奮闘。そしてその少女を守らんと剣鬼と武士の二つの側面を持つ男の闘い。
二人の関係をこれからも見守っていこう、甲斐咲良は人知れず心に決めたのだった。
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