月光校庭のエクスカリバー
使い魔
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所か部長」
「ええ、それに彼は満月の日にしか出てこないのよ」
すると木の上から声が聞こえたので上を向いたら一人の男がいた。
「使い魔ゲットだぜー」
と言いながら降りてきた。てかそのセリフどこかで聞いたような。
「俺の名前はマダラタウンのザトゥージ!使い魔マスターを目指して修行中の悪魔だ!」
完全に聞いた事があるセリフだな、まあいいとしてコイツが使い魔をゲットできる悪魔か。
「ザトゥージさん、例の子を連れて来たわ」
「俺がいる限り、どんな使い魔でもゲットするぜ。それでゲットしたい子は二人か?」
「いえこの子だけよ。名前はアーシアって言うの。使い魔を探してくれないかしら」
「おういいぜ。可愛い子ちゃんの頼みなら大丈夫だぜ。それより彼は誰だ?新入りの下僕か?」
「いえこの子は違うわ。ただ使い魔を見てみたくてついて来ただけよ」
ザトゥージって言った奴は俺を見てから少し考えて言った。
「悪魔じゃないのに、使い魔が興味あるのは珍しい人間だな。それより兄ちゃん、いい使い魔がいるんだが見たくないか?」
と言って、リュックからカタログを出して俺に見せた。そしてあるページを俺に見せた。
「こいつは天魔の業龍(カオス・カルマ・ドラゴン)ティアマットと言ってな、かつて五大龍王と言った奴だぜ。龍王の中で唯一のメス何だがどうだ?未だかつてコイツをゲット出来た者はいないが、そりゃそうさ!魔王並みに強いって話だからな!」
「え?ここに龍王がいるのは本当ですか?」
「伝説ドラゴン同士なら意気投合しそうだな、ちょっくら行ってくるからアーシアを頼んだ」
部長は少し戸惑いながら言ったが、ザトゥージはここから北にある洞窟に住んでいると言ったので本当にいるか調べに行くと言った。俺は調査終了したら、ケータイで連絡すると言って北にある洞窟へ向かう。少し離れた場所で、ペルセフォネを出して大きくさせて乗って飛んでいく。
『あの使い魔マスター、ホントに大丈夫なのか?まあヒュドラは猛毒で不死身だし、最悪主人毒殺するくらいなら初めから紹介するなと言いたいぜ』
『俺もそう思ったが、流石にティアマットをおススメして来るとはな。それにしてもティアマットか、俺らがまだ現役でかつて相棒に鋼鉄製ハリセンで叩き殴られた時には因縁というのが消失していた』
『それまでは因縁持っていたがまあいいじゃねえか。それに今頃アイツらは、水の精霊ウンディーネの所に行ってるが見た目だけで水浴びに来た修行中の格闘家にしか見えないからな。本来は女性の筈なんだが、どうやらこの世界はおかしな方向に行っているようだ』
『ははは、それは傑作だな。アーシア嬢には、俺らみたいなドラゴンだと聞いたがそれはどんなドラゴン何だ?』
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