月光校庭のエクスカリバー
球技大会練習×生徒会メンバーとの会合
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。それがどうした?」
「なぜペルペルだけ出すのかしらと思ってね」
「それは秘密だが、いずれ出すさ」
『それはそうだな相棒。二体目は俺だからな』
『だなドライグ』
今は夕方であるが、球技大会が近いので家には自分で帰ると電話した。全員でお茶会をしていると、ノック音が聞こえたので朱乃は返事した。ドアが開いたら生徒会メンバー全員だった。生徒会=シトリー眷属だからな、恐らく隣の男は最近入った転生悪魔なのだろう。俺らは立ち上がって挨拶した。
「これはソーナじゃない。どうしたのこんな時間に」
「新しい下僕が増えたので、挨拶しに来ましたがお取込み中でしたか?」
「いや大丈夫だが、ちょうど休憩してた所だよ。下僕って事は隣の男子か?」
「リアス先輩、もしかして俺達の事を知らせてないんですか?同じ悪魔なのに、気付かないのは可笑しいけどさ」
こいつは確か、最近生徒会の書記として追加メンバーで入った男子生徒だな。というか俺は悪魔じゃなくて人間だから気付かねえよと、思うとその男子に生徒会長が静かに言う。
「匙、基本的に私達は『表』の生活以外ではお互いに干渉しない事になっているから仕方無いのよ。それに彼は、悪魔ではなくて人間だから気付かないはずです」
やはりか支取蒼那いや、ソーナ・シトリーの眷属だからか。生徒会メンバーも全員悪魔って事だが、そういえば婚約会場でチラッと見たな。アーシアは知らないので、俺から説明しといた。
「アーシアは最近転入してきたから知らねえと思うが、駒王学園生徒会長の支取蒼那として表では通っている。裏での名前はソーナ・シトリーって言ってな、上級悪魔シトリー家次期当主様だ。シトリー家もグレモリー家や焼き鳥野郎であるフェニックス家同様、三大勢力戦争後生き残った七十二柱の一つ。駒王学園の実権はグレモリー家が握っているが、『表』の生活では生徒会=シトリー家が支配を一任されている。昼と夜で学園での分担と分けたそうだ・・・・と駒王学園理事長であるサーゼクスから聞いた」
「随分と詳しいのですわね、それと理事長の事も知っていると言う事は創設者関係なのかしら?一誠さん」
「駒王学園を建てて、理事長として就任させたのは俺の考えであるからな。当然、駒王学園の『表』と『裏』も当然知っているぜ」
朱乃が質問してきたので、俺は言ってやるとアーシアはなるほどと頷いていた。他は何故俺がそこまで詳しく知っているのか、驚愕していたがまあいいとしようか。
「会長と俺達シトリー眷属の悪魔が、日中動き回っているからこそ平和な学園生活を送れるんだ。俺は匙元士郎。二年生で会長の『兵士』だ。ところで会長、何故ここに人間がいるのですか?それも駒王学園の事も知っているし、悪魔の事情を知る人間は少ないですが何故ここにいる
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