月光校庭のエクスカリバー
球技大会練習×生徒会メンバーとの会合
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なら誰にも気づかれずに練習出来るし、今回は野球だが明日からは別競技を練習予定。
野球・サッカー・バスケ・テニスなど、球技と名の付く競技を一日使ってやる行事。俺はグレモリー眷属では無いが、オカ研部員なので手伝っている。種目的にはクラス対抗戦や男女別競技などがあり、その中の一つに部活対抗戦があるからだ。
オカ研参戦も例外では無いので、文化系の部活と体育会系の部活関係無しに参加しなければならない決まりだ。何で対決するかは当日発表なので何で対決する分からないから、一通りのを練習中って訳。配置的に人数が多くなる種目は、生徒会公認のリザーバーをメンバーに加入して補う事が出来るが必要ないだろう。
グレモリー眷属はいつもならこの時間だと部室で、夜の活動時間までお茶を飲んだり雑談している事が多い。最近は皆、体操着を着て練習中だ。俺だけ制服だが、俺は監督兼選手でもあるし汗はかかない。今はバッティング練習してる訳だが、小猫ちゃんと木場は筋が良い。ストライク以外はバットを振っていないから、プロ野球なら結構良い選手になれるな。
「一誠さん。どうですか?私達の動きは」
「流石だな、と言って良い程の動きをしている。余程のヘマをしなければ勝てるだろう」
「そうですわね。私達は悪魔ですから、力をセーブするのは少し難しいですわ」
「俺が人間だと言う事を忘れないで欲しい。悪魔と人間の体力は違うし、いつも手加減してる」
「一誠さんの本気見てみたいですが、でもその時はまだ先になりそうですけど。フフフ」
部長も赤いジャージを着ながら、運動していたが何か本を取り出した。よく見ると、あれは野球マニュアル本だ。俺は頭の中に入ってるからいいけど、部長は何故か読んでいた。復習でもしてるのか?
「あらあら。ところで一誠さんはご存じ?最近部長ったら、恋愛マニュアル本なんて読んでいるらしいわよ」
「へぇー、そういう本もあるんだな。俺には必要ないが、今の所恋人はいないように見える」
「うふふ、一誠さんは心配はありませんわ。少なくとも知らない所で恋人が出来る何て有り得ませんから」
ドリンクを飲んだ後、メンバーを呼んで練習を再開した。たまに木場がボーっとするが、俺がハリセンを構えたらすぐにやりだしたので問題はないだろう。あとは俺のコンディションだけだが、そう思いつつも厳しく練習した。次の日の昼休みは、久々に悪友の二人と昼食をしていた。球技大会も近いから、昼食を食べたら部室に来るように言っておいた。特に木場には念入りにな。
「今日も部活か?」
松田がカレーパンを頬張りながら訊いてくる。
「ああ、球技大会に向けて練習中さ。俺は監督兼選手だから特に忙しいけどな」
「はー、オカルト研究部がボールかよ。でもお前のとこの部って、全員身
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