暁 〜小説投稿サイト〜
千年の魂.
第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
第二十四話《女が男になるとそりゃあ怖いもんです》
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光の壁を発生させる。

バシン!バシン!バシン!
ドゴオォォォォォォォォオオン!!!

福泉は、光の壁に連続で跳ね返されナイトの前の地面に叩きつけられるそして、剣を持つ手の力が弱る。

「俺の剣だ、返してもらうぜ?」

ガシッ!

ナイトは、福泉から剣を取り上げた。
そして、剣先を福泉の胸へと狙いを定めると言った。

「これは、さっき俺を捕まえる時散々いたぶってくれたお返しだ、そして----------俺とライトの息はどこの誰たちよりも完璧にあっている」

そう言って、ナイトは剣を福泉に突き刺す。

「貴様らァァァァァァァァァア!!!」

グザン!!!

その剣は、しっかり福泉の心臓を貫いてた。福泉は胸に手を当て苦しむ。そして、じきにうごかなくなった。

そして、ナイトは、福泉の動きが止まったのを確認して、ライトに言った。

「よし、船長が死んで敵の陣形が崩れた今がチャンスだ!ロストアビリティーを始末して、ナイトスキルを解放させる!」

その言葉にライトも、ハッキリ返事する。

「わかった!行こう!」

そう言って、二人は、警報の鳴り響く廊下に飛び出した。


ナイトとライトのいなくなった、部屋の隅から人影が現れる。

「お、終わったのか?」

そう、下っ端だ。

「船長を、倒すとは、あいつら一体、、、」

下っ端が、福泉の前に立ちそうつぶやいていると。

ピチャッ、、、、、

水滴が地面に垂れる音がした。

そして、下っ端は、地面を見る。
そこには、緑色の液体が水たまりを作っていた。





* * *




邪襲の時空艦-下-

迅たちは、もめていた。

「どうやってあそこまで行こうか、、、」

そう、前に時空艦に乗り込んだときは、ライトにあげられた----------上げてもらったが、今回、全員が昇る術がないのだ。

迅は空音を連れて上がるのが精一杯。
エリカティーナ、龍明、風刹は、自分しか飛ぶことができない。
リンカーンとミンカーンもジャンプで邪襲の時空艦に乗ることはできるが誰かを連れて行くのは無理だ。
カインは全く飛べない。
魁斗の《空間操作》でいっきに邪襲の時空艦に乗るのもいいが、相当な体力を使うことになる。そうなれば、これから始まる戦闘で何の役にも立たなくなってしまう。
そこにカインが言った。

「なら迅が一人で行ったり来たりしたらいいんじゃねぇの?」

それに迅が言った。

「おぉ!なるほど!まず俺が空音を連れて行って、帰ってきてから魁斗を連れて行けばいいのか!」

「うん、俺は?」

迅は、とても悪い顔で言った。

「地面でのたうちまわってろ」


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