第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
第二十四話《女が男になるとそりゃあ怖いもんです》
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た。
「ふっ、笑わせてくれる、そんなこと言われて、喋ると思うか?天界には、俺がめちゃくちゃ金をかけて建てた家があるんだぞ?壊されたりしちゃ、たまったもんじゃねぇよ」
その言葉に福泉が笑った。
「はっ!そうか!ならば、お前は用済みだ」
そう言うと、福泉は、手のひらを俺に向けた。そして、その手には、少しずつ赤色の液体が滲み出した。
「じゃぁな!!!」
福泉が、そう叫んだ時だった。かつて体感したことのない振動が邪襲の時空艦を襲った。
ドギャアァァァァァァァァァァァァァァァアアアン!!!!!!!!
「なんだ?」
福泉は、手を下ろし、歩いて廊下に出ると爆音の聞こえた方を向いた。次の瞬間、警報と同時にアナウンスが鳴った。
〈侵入者だ!服装は白のローブ!!!幹部の人誰か!!!ぐあぁぁぁぁぁぁぁあ----------ザーーーーーーー〉
「なるほど、もう一人の天の遣いか、ナイトスキルを奪ったと聞いたが、、、まぁいい」
すると、福泉は、俺の方を向いた。
「と、言うわけで、もうちょっとじらして、恐怖を与えようかと思ったが、さっさと始末させてもらう」
すると、福泉は、廊下から再び先ほどの手のひらを俺に向けた体勢になり、手のひらに赤色の液体を滲ませる。
俺は、覚悟を決め目を閉じる。
「じゃぁな!!!」
福泉の手から鋭く放たれた赤色の液体は棘のように変形して俺に襲いかかる。
そして、赤色の液体と俺の距離が2メートルを切った時。
ヒュッ!
突如、白の光が俺の目を包んだ。
そして、次の瞬間。
ガキン!!!
ジュジャアァァァァァァァァァァアアアアン!!!!!!
物が反射する音がした後、何かが溶け、砕ける音がした。その瞬間に、ナイトは、誰が来たのか分かっていた、そして、嬉しかった。
『ありがとう、迅たち、ライトは助かったんだな、、、』
ナイトがそう思っていると----------
「ナイト!助けに来たぞ!!!」
--------それは、勇ましい男の声だった。
ナイトは、思わず声を上げていた。
「誰?」
その言葉に、ライトは、違和感を感じつつ冷静になる--------そして、心で叫んだ。
『性転換!!!』
ライトは、自分がマッドサイエンティストのせいで性転換したことを話しながらナイトをつなぐ鎖を断ち切る。
ザン!ザン!
そして、ナイトの体は自由になり、自分で地面に立つ。すると、そこにライトが声をかけた。
「悪い、また、迷惑かけちまったな、、、」
ライトのその言葉にナイトは笑顔だった。
「なに、気にすることはない、こうして二人とも生きているんだ、それだけで充分だ」
その言葉にライ
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